「協働的な学び」を実現する算数授業のつくり方(12)
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- 2023/5/25
- 協働的な学び
- 算数・数学
「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を目指すのであれば、我々教師が個性を発揮して教育活動を行う必要があります。子ども一人ひとりの実態に応じた学習を行うということは、子どもの実態を一番知っている人が授業を行う必要があるということです。... -
『数学教育』2022年12月号の特集テーマは、「超解明『数学的な見方・考え方』」です。現行の学習指導要領(平成29年告示)では「事象を数量や図形及びそれらの関係などに着目して捉え,論理的,統合的・発展的に考えること」とされている「数学的な見方・考え方」...
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「個別最適な学び」や「協働的な学び」というと、イコール「個別学習」「自由進度学習」というイメージがあるのではないでしょうか。「個別学習」や「自由進度学習」を行っているときは、子どもに学びを委ねている状態です。「個別最適な学び」や「協働的な学び」を...
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前回は、数学的活動のAとDの局面を重視した一斉授業のあり方について述べました。3年生の分数の加法の学習において、「〜を1とする」という数学的な見方を働かせることによって、既習である整数の加法にすることができることを発見した子どもたちは、「減法、乗法、...
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「個別最適な学び」と「協働的な学び」は、子どもを主語にした学びです。子どもが主語ということは、子どもが自分で学習を進める必要があるということです。しかし、子どもが自分で学習を進めていれば、どんな内容でもよいのかというと、そうではありません。やはり...
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「個別最適な学び」と「協働的な学び」は、子どもを主語にした学びである以上、子どもが学びを進めていかなければなりません。そのためには、「学び方」を学ぶ必要があります。最初から「自分で学習を進めましょう」と言っても、子どもは何をすればよいかわからない...
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今回は島田功先生に、新刊『多様な価値観や数学的な見方・考え方を磨く算数授業のオープンエンドアプローチ』について伺いました。
島田 功(しまだ いさお)
1951年埼玉県生まれ。2015年広島大学で博士(教育学)を取得。2013年より日本体育大学児童スポーツ... -
子どもを評価する際、テストだけでなく、日々の評価の積み重ねが大切だということは、現場の我々はだれもがわかっています。しかし、実際にどんなことをしていけばよいのか迷うのも事実です。
評価方法について書かれた文献はたくさんありますし、読めば「その通り... -
「個別最適な学び」と「協働的な学び」を行う際、評価について考えることは避けては通れない問題です。
評価とひと言でいっても、様々な考え方があります。ABCといった評定をつけるという意味もあれば、教師が授業改善や子どもへの指導の仕方を再考するための評価と... -
『数学教育』2022年12月号の特集テーマは、「超解明『数学的な見方・考え方』」です。現行の学習指導要領(平成29年告示)では「事象を数量や図形及びそれらの関係などに着目して捉え,論理的,統合的・発展的に考えること」とされている「数学的な見方・考え方」...