作文指導を変える(12)
最近の記事>国語
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- 2023/5/15
- 作文指導を変える
- 国語
ここまでの連載で述べてきた指導によって、子供たちは、かなり書けるようになってきたのではないかと思います。本連載の目的は、「1.書けない子供を書けるようにする」「2.書けるようになった子供がもっと書きたいと思うようになる」この2つです。
私は、
(書く... -
作文指導を変える(11)
- 2023/4/15
- 作文指導を変える
- 国語
これまでは、体験作文の書き方について、指導の方法を考えてきました。ここまでの指導で、子どもたちは体験作文が書けるようになってきたのではないかと思います。また、もっと書きたいと思うようになってきているとも思います。作文は、当たり前ですが、書かないと... -
- 2023/4/1
- 教育オピニオン
- 国語
漢字嫌いはどうして生まれるのか
先生方のクラスの子どもたちに、「漢字の学習は好きですか?」と聞いたらどんな答えが返ってくるでしょう。「何回も繰り返し書かされるのが嫌だ」「何回も再テストをさせられてつらい」といった不満の声は返ってこないでしょうか。... -
作文指導を変える(10)
- 2023/3/15
- 作文指導を変える
- 国語
連載の第8回で、「社会に出れば、人は読まねばならぬ文章は読むが、読みたくない文章は読まないのだ。コメントなんてものもない。とりあえず書けば、先生が読んでくれる学校とは違う。だから、君たちは、読者が読みたくなるような文章を書かねばならないのだ」と書き... -
作文指導を変える(9)
- 2023/2/15
- 作文指導を変える
- 国語
ここまでの連載のポイントを押さえることで、子どもたちは、かなり書けるようになりました。しかし、書き始めたものの止まってしまう子どももいます。それは、次に何をすれば良いのかがわからない子ども達です。
次から次へと、その次にやることを子どもに指示する... -
作文指導を変える(8)
- 2023/1/15
- 作文指導を変える
- 国語
確か、フランスの女性政治家のスピーチだったと思います。
「スピーチは、一番最初が難しいのよね。でも、今私はそれをしたからもう大丈夫」
という、ユーモアに富んだスピーチがあります。
スピーチも作文も、最初が難しいものです。何から書き始めたら良いのか... -
国語教育 2023年2月号
- 2023/1/11
- Eduマガのヨミカタ
- 国語
『国語教育』2023年2月号の特集は、「漢字・音読指導 全解剖」です。
国語教師ならば誰もが、日々指導に直面する「漢字」と「音読」
今号では、この2大テーマについて、第一線の論者による提言から、名人の指導技術、今すぐ使える活動アイデアまで、あらゆる角... -
作文指導を変える(7)
- 2022/12/15
- 作文指導を変える
- 国語
なぜ子どもが書けないのか。その理由は分かりました。 (1)何を書いたらいいのか分からない。(2)何から書き始めていいのか分からない。(3)どんな順番で書き進めたらいいのか分からない。(4)何のために書くのか分からない。この4つでした。
今回は、このうち... -
作文指導を変える(6)
- 2022/11/15
- 作文指導を変える
- 国語
国語の教師であるならば、文章を書くことは、得意と言わずとも苦手であることは少ないでしょう。誰かに習ったわけでもないのに、書けてしまいます。ところが、教室には書けない子供だらけ。
(なんで、書けないの?)
という疑問が浮かびます。私の教師修行も、こ... -
作文指導を変える(5)
- 2022/10/15
- 作文指導を変える
- 国語
教育基本法の第四条「教育の機会均等」では、次のように定められています。
第四条 すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。
この...