特別支援を要する子の体育―自閉症、アスペルガー、車椅子の子などの指導ポイントを実践記録の読解を通して提案。健康に関する大テーマ、残飯から考える食育の授業づくりのヒント、ストレスを吹き飛ばすライフスキルの授業づくり等、多彩なアプローチ法を紹介。

教育界に節目をつくった“あの言論”―牽引車の事件簿／『現代教育科学』の実像と虚像を検証する／『現代教育科学』が舞台！歴史の残る“あの論争”―ナンバーワンはこれだ！／『現代教育科学』が舞台で登場！スター列伝／『現代教育科学』―終焉の先にあるもの／他

これだけは“ダンコ拒否”した私の教育信条／あの時代背景があったとしても―「悔いのない教師生活？と聞かれたら」／〈私の教師生活信条〉何をこそ畏れ・何は許容範囲としてきたか／この年代の教師生活＝ここが大事の１０か条

検証！民主教育は、どういう現象として現れているか／学習指導要領の変遷にみる“民主教育の理想と現実”●平成から昭和へ遡行する／「権力なき国家」を目ざす民主教育の理想と現実

「黄金の三日間」で一年間の教師生活が決まる。教師には「統率力」が必要である。「統率」には「二つの面」がある。「黄金の三日間」に絶対にやるべき六項目。始業式までにすべての子どもの名前を覚え、三日間で学校のしくみをつくる。

できる教師の授業研究“第一歩”はここから始まる。授業をテープにとり、記録し、いらない言葉を削除する。「言葉を削る」は授業を確かに変化させる。大学の講義と技量検定の違いはどこか、経験則を学ぶ大切さを学ぶ。どん底から脱出出来た！！

技量検定が生んだ教師力成長ドラマ、敗北感が教師を育てるサークル内での模範授業（校内での研究授業）１００回を突破して笑顔で授業したと思っていた…。―記憶そのものが間違っていた。授業の５つの観点は達成できたか！！自分のどこがよくて、どこがだめなのか。

「分かった」つもりが「本当は分かってなかった」、「できた」つもりが「我流がいっぱいだった」読んだカベ、やってみたカベ、習得するカベがある―教育技術は幾多の教師の知恵の結晶である。先人の努力を受けつぐことから確かな方法は生まれてくる。

教室のＳＯＳ、席替えクレームへの対応、朝礼で話を聞いていない、本当の個別指導とは何をすることなのか―という５４のＱへの具体的な対応策を示したのがこの巻。また向山語録のエッセンス「法律を使いこなせているか」「非道な授業」との闘いもあきらめないなど併載。

提言・「靖国問題」を語る必要とは何か／「国家意識」の欠落―どこに問題があるか／「特攻隊の死」を考える／朝鮮人「特攻隊員の死」を考える／「靖国問題」から戦争をどう教えるか

提言・戦後の「教育論争」から何を学ぶか／「教育基本法論争」から何を学ぶか／「特設道徳論争」から何を学ぶか／「教育内容の現代化論争」から何を学ぶか／「基礎学力論争」から何を学ぶか／「授業論・授業研究論争」から何を学ぶか／他

提言・「情報」を読む力を育てる／情報ネットワーク社会における学校の役割とは／小学校における「情報」活用能力の育成／中学校における「情報」活用能力の育成／新聞で学力が育つか

提言・「郷土愛」を東日本大震災で見直す／「郷土愛」がなぜ道徳の時間で強調されたか／「郷土愛」を見直す道徳教材の開発―小学校／「郷土愛」を見直す道徳教材の開発―中学校／伝統と文化の尊重で「郷土愛」にどう生かされるか／地域との協力で「郷土愛」を見直す

提言・なぜ「追試」が必要か／国語科授業の「追試」でここが変わる／算数科授業の「追試」でここが変わる／社会科授業の「追試」でここが変わる／理科授業の「追試」でここが変わる／「追試」で学級通信が変わる

提言・教育三法の改正で求められる教師力／特別支援教育の充実をどう図るか／国と郷土を愛する態度をどう養うか／国旗・国歌をどう扱うか／伝統文化の心をどう育てるか／指導力不足教員への対応をどうするか

提言・道徳の「教科化」を提案する／小学校の道徳教育をどう改善するか／中学校の道徳教育をどう改善するか／道徳教育推進教師への期待／「道徳の時間」を拓く・教材の開発

提言１・いま必要な授業力更新の課題／提言２・各教科の関連・協力が必要な「表現力」の育成／個別指導を充実させる授業力更新の課題／グループ別指導を充実させる授業力更新の課題／障害のある子への授業力更新の課題／他

提言１・「道徳教育」で不足しているのは何か／提言２・戦前の「道徳教育」のどこに問題があるのか／提言３・家庭と地域社会には「道徳力」は無いのか／小学校の「道徳教育」で伝えたいことは何か／中学校の「道徳教育」で伝えたいことは何か／他

提言・「教師力の低下」どこに問題があるか／これからの教師に求められる資質能力とは／個性豊かな教師の必要性とは何か／子ども理解・指導力は確かか／集団指導の力は確かか／授業力は確かか

提言・「全国学力テスト」の有効性を問う／「全国学力テスト」が問う公立校の責任／診断結果に基づく学力向上アクションプラン―小学校／診断結果に基づく学力向上アクションプラン―中学校／「全国学力テスト」の結果が問う国語科の改革課題／他

提言・「道徳の時間」の充実をどう図るか／戦後の道徳教育論―何が論題になったか／「道徳の時間」の教科化・何が問題か／「道徳の時間」の改革・充実を図る―小学校／「道徳の時間」の改革・充実を図る―中学校／学級経営と連動させた道徳教育のプランづくり

提言・「学習意欲」はどこから生まれるか／「学習意欲」の向上と学習習慣の確立／「学習意欲」を高める学級経営／「学習意欲」を高める授業の工夫―小学校／「学習意欲」を高める授業の工夫―中学校／「学習意欲」を育てる評価の工夫

提言・何が「教育新時代」か―文科省「白書」の検討／新学習指導要領で「確かな学力」は向上するか／「豊かな心」の育成―道徳教育で向上するか／「伝統や文化」の教育―教科教育の実践課題／「特別支援教育」の改善―校内支援体制の整備／他

提言・「移行措置」を生かした授業づくり／新国語科の重点指導の検討／新社会科の重点指導の検討／新算数・数学科の重点指導の検討／新理科の重点指導の検討／新道徳・新体育の重点指導の検討／外国語活動の重点指導の検討

提言・「教えること」の復権・何が課題か／子どもの「理解」―授業中に確認する手だて・国語の場合／子どもの「理解」―授業中に確認する手だて・算数の場合／子どもの「理解」―授業中に確認する手だて・社会の場合／他

提言・「確かな学力」を支える「言葉の力」とは／国語科で育てる「言葉の力」どこに重点を置くか／算数・数学科で育てる「言葉の力」どこに重点を置くか／社会科で育てる「言葉の力」どこに重点を置くか／理科で育てる「言葉の力」どこに重点を置くか／他

提言・新学習指導要領「総則」の規定を分析する―道徳教育の課題を中心に―／「伝統と文化の尊重」で愛国心は育つのか／「郷土愛」から愛国心が育つのか／「日の丸・君が代」から愛国心が育つのか／「宗教的情操」と愛国心はどう関わるか／他

提言・教員免許更新制導入の問題点／教員免許更新制の導入―現場から問題点を衝く／校長として教員免許更新制の導入をこう考える／教師の力量形成・どんな方策が望ましいか／ＴＯＳＳ授業技量検定の受検で何を学んだか

提言・教員の「授業力」検定がなぜ必要か／ＴＯＳＳ授業技量検定をどう見るか―参加者の意見／学校ぐるみの「授業力」アップへの挑戦／授業技術の検定―ここを見るべきだ／国語科授業の検定―ここを見るべきだ／社会科授業の検定―ここを見るべきだ／他

提言・学力低下問題と教育改革の課題／「学力低下」の原因を探る／小学校現場からの提案・どうすれば「学力低下」を防げるか／中学校現場からの提案・どうすれば「学力低下」を防げるか／小特集　「消えた学力」国語学力のここを取り戻す

提言・１０年目研修に望む―教師教育の課題を問う／授業力アップのための研修内容はこうあるべきだ／「研修内容」として検討したいテーマ／学校ぐるみの「研修内容」を考える

提言・公教育の再生は「学力保障」にある／確かな「学力保障」に賭ける学校の挑戦／公立校の「自由化・情報公開・競争原理の導入」をどう考えるか／「学力低下」論争は教育現場をどう変えたか／「習熟」の課題を学力づくり・授業づくりに据える／他

提言・指導の「結果責任」を問う必要性／「結果責任」を問われて考えたこと／「結果責任」を校長として考える／「結果責任」を果たすため日常の評価活動をどう工夫するか／「結果責任」に応えるための教師修業

提言・「学力向上」実践提案をこう評価する／基礎学力の定着を図る実践―何が問われているか／少人数・習熟度別授業の工夫―何が問われているか／発展学習・補充学習の工夫―何が問われているか／総合的学習で期待されている「学力」とは

提言・基礎学力保障の説明責任―問われる指導力／学校の「説明責任」と学校評議員制度の導入―両者の関係は？／基礎学力保障の「説明責任」―絶対評価で問われる責任／保護者の不信を招かぬ基礎学力保障の「説明責任」

提言・「生命の教育」いま何を問題とすべきか／「生命の教育」の大切さ─アメリカのテロ事件に学ぶ／「生命」をめぐる異文化理解─宗教と教育の関連を考える／「生と死」改めて生命の授業を問う／「戦争」をどう教えるか─授業化への課題

提言・学級集団と学習集団は分けるべきか／戦後の「学習集団」論争から何を学ぶか／ティーム・ティーチングによる学級教育の改革とは／学級集団が持つ教育力とは／現場から・生活集団と学習集団の分離は学級解体につながるか／他

提言・「モラルの喪失」どこに問題があるか／日本人の宗教意識と「心の教育」の可能性／理念・目標の喪失が「モラル」を崩壊させた？／現場報告・子どもたちは「道徳の時間」をどう見ているか／ＴＯＳＳ道徳「心の教育」は実践で何を主張するか／他

現代教育の病める部分や欠落部分を果敢に取り上げ、評論を加え、これからの方向を示唆するという教育評論誌としての姿勢を一貫して堅持し、学校教育の再生をめざす。具体的には学級で教えることの意味を問い新しい問題提起を積極的に行う。