教育オピニオン
日本の教育界にあらゆる角度から斬り込む!様々な立場の執筆者による読み応えのある記事をお届けします。
2010年
  • 教育エッセイ(第1回)
    東京学芸大学名誉教授・日本LD学会理事長上野 一彦
    • 2010/4/23
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    • その他
    いじめ、不登校、校内暴力、学級崩壊…子どもを取り巻く教育環境が大きく変化してきている。変わりつつあるのは子どもだけではない。子どもを育てる親にも大きな変化がみられる。モンスターペアレントなどという言葉は、中学校のみならず小学校や幼稚園あたりでも...
  • 教育エッセイ(第2回)
    桜美林大学教授芳沢 光雄
    • 2010/5/28
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    • 算数・数学
    私は、大学の教員として32年間勤めてきたが、教育・研究以外の仕事としては、主に入試、広報及び学生の就職を担当してきた。昨今の大学生就職氷河期は、残念ながら当分続くものと考えられ、20年ぐらい前のバブル経済期を想うと複雑な気持ちになる。
    現在、大学3...
  • 教育エッセイ(第3回)
    奈良教育大学附属中学校教諭福田 哲也
    • 2010/6/25
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    • 理科
    「理科離れ」という言葉が、珍しいものでもなくなり、日本の教育の定位置につこうとしている。おまけに、子どもたちが「ものをつくる」という経験も乏しく、技術立国日本の未来が危惧されている。その原因は、ゲームやインターネット等によるものだと口をそろえて...
  • 教育エッセイ(第4回)
    順天堂大学准教授今関 豊一
    • 2010/7/23
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    • 保健・体育
    「ボールクルクル」という運動だった。小学校2年生の体育授業「多様な動きをつくる運動遊び」の実践で、峯川治久先生(船橋市立若松小学校、当時は金杉台小学校)の授業を見学したときのことである。子どもたちは、テンポよく展開される授業にひきこまれていく。私...
  • 教育エッセイ(第5回)
    横浜国立大学教授渡部 真
    • 2010/8/27
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    • 学級経営
    「いじめ問題」は難しい。さまざまな難しさが絡みあっている。小学校や中学校の教育現場だけでなく、研究の分野でも多くの難しさを抱えこんでいる。
    ところで「いじめ」の隣接領域に「少年非行」の問題がある。この2つの問題の扱われ方には、何か違いがあったの...
  • 教育エッセイ(第6回)
    洞爺湖町立洞爺湖温泉中学校教諭大塚 謙二
    • 2010/9/24
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    • 外国語・英語
    「聞いたことは忘れ、見たことは覚え、体験したことは忘れない」
    ある小学校英語の講演会で耳にし、心に響いた言葉だった。調べてみると、中国の老子が紀元前、既に「聞いたことは、忘れる。見たことは、覚える。やったことは、わかる」と言っていたという...
  • 教育エッセイ(第7回)
    京都教育大学教授森山 卓郎
    • 2010/10/22
    • 教育オピニオン
    • その他
    あんパン、龍馬に共通するもの、何でしょう。それは、「かたやぶり」だ。あのパンに餡を入れるなんて、新しい発想だ。新婚旅行に初めて行ったという龍馬も型破りな人だったらしい。それまでにない「発想」を人は「型破り」という。
    しかし、私はもう少し広くこ...
  • 教育エッセイ(第8回)
    横浜市初任者指導教員野中 信行
    • 2010/11/26
    • 教育オピニオン
    • 学級経営
    初任者指導の仕事を始めて、3年目になった。
    1週間に一度、初任者の教室で一日過ごし、さまざまな助言をする仕事である。
    退職するまで37年間、担任として「授業をする」立場で過ごしてきた。今回「授業を見る」立場へ転換して、今まで見えなかったことがさ...
  • 教育エッセイ(第9回)
    早稲田大学理工学術院兼任講師柳谷 晃
    • 2010/12/24
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    • その他教育
    最近は電子書籍という言葉がはやっています。教育界でも、少し前からコンピュータを使った教育が注目を浴びているようです。教科書もデジタル教科書の開発が盛んになってきています。新聞にも、コンピュータを使って小学生に授業をすると、授業時間の最後まで興味...
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