教育オピニオン
日本の教育界にあらゆる角度から斬り込む!様々な立場の執筆者による読み応えのある記事をお届けします。
2015年
  • 滋賀県公立小学校教諭森重 裕二
    • 2015/1/1
    • 教育オピニオン
    • 学級経営
    「クラス会議はすごい!」と、同じように「クラス会議」に取り組んできた仲間は口を揃えます。ボクらの仲間は、ものすごい先生…ではなくて、地域の若い先生の集まり。ホントに「クラス会議」がすごいのです。これまで、いろいろなところで「クラス会議」をオスス...
  • 大阪市立みどり小学校山本 東矢
    • 2015/1/15
    • 教育オピニオン
    • 特別支援教育
    なかよし学級在籍のA君、4年生。人づきあいが苦手で4月当初は教師をまったく信用せず、私の言うことにいちいち反抗していた。しかし、6月になるころにはかなり落ち着いてきた。その要因は「教師との信頼関係をつくりあげる指導ができたこと」と「ソーシャルスキル...
  • Bluetoothで音を飛ばそう/速度や調を変えて楽しもう
    筑波大学附属小学校教諭平野 次郎
    • 2015/2/1
    • 教育オピニオン
    • 音楽
    1 音楽の授業でこそiPad(タブレット端末)の活用を
    「音楽は好きだけれど、音楽の授業や指導をするのは苦手」という先生も多いことでしょう。本来は楽しいはずの音楽。でも授業となると「歌唱や器楽などの技能向上をさせなければ」、「授業として成立させなければ...
  • 「GarageBand」を活用して音楽づくりの授業を充実させましょう
    筑波大学附属小学校教諭平野 次郎
    • 2015/2/15
    • 教育オピニオン
    1 「GarageBand」の自動伴奏機能を使って子どもの表現を支えましょう
    歌唱・器楽・音楽づくり・鑑賞の4つの内容のうち、音楽づくりの授業で困っている先生方は多いのではないでしょうか。「教科書を見ても…」、「どんな音楽をつくらせればいいのか…」という声も...
  • 秋田県秋田市立牛島小学校三浦 弘
    • 2015/3/1
    • 教育オピニオン
    • 学級経営
    新年度、4月。新任式、始業式が終わり、教室に向かう。
    新担任が発表されて、または学級編成で新しいクラスとなって、子どもたちの心は期待と不安でいっぱいである。
    教師もまた、新鮮な気持ちで特別な緊張感をもって初日を迎える。
    1.初日の1時間で一年が決ま...
  • 福岡県遠賀郡水巻町立猪熊小学校教諭石原 卓
    • 2015/3/30
    • 教育オピニオン
    • 教師力・仕事術
    子どもに意欲的な学習をさせたいなら、まず教師自らが学ぶ姿勢を示すことが大切である。子どもは好奇心旺盛である。様々な刺激を与え続けることで子ども自らが学ぶ姿へとつなげることができる。
    1 教材研究のアンテナを多く立てる
    教材研究の仕方には様々な方法...
  • 島根県安来市立島田小学校教諭広山 隆行
    • 2015/4/2
    • 教育オピニオン
    • 学級経営
    1 できるだけ早く「授業」を行う
    4月の初日。私はその日に授業をしてしまいます。学校によっては、教科書を配布したり、入学式の準備をしたりとなかなか時間が取れないかもしれません。それでも、国語の教科書の扉の詩を使ったり、数字を使った簡単な頭の体操をし...
  • 新潟県新潟市立万代長嶺小学校教頭松野 孝雄
    • 2015/4/15
    • 教育オピニオン
    • 授業全般
    「説明文」を書く学習は、国語の授業に限るわけではない。様々な教科で取り組む必要がある。例えば、理科の教科書に次のような「説明する」という学習課題が設定されている。
    「下の図を参考にして、ランプの燃えるしくみを説明してみましょう」
    ところが、この...
  • 埼玉県さいたま市公立小学校教諭桜沢 修司
    • 2015/5/1
    • 教育オピニオン
    • 学級経営
    5月、新年度がスタートして1ヶ月のこの時期、掃除や給食など学級のシステムがうまく機能しているか、点検してみるとよい。
    問題があれば改善を図り、うまくいっているならば定着とレベルアップを考える。
    掃除を例に、私の方法を紹介する。
    1 相互評価の予告
    ...
  • 東京学芸大学教育実践研究支援センター教授小林正幸
    • 2015/5/12
    • 教育オピニオン
    • 学級経営
    不登校とは
    不登校は学校不適応の一種である。学校不適応の結果、学校場面を避けるようになるのが不登校である。不適応とは、個人と環境が合わない問題である。個人が悪いのでもなく、環境が悪いのでもない。関係が悪いのである。夫婦関係が悪いという場合、夫が悪...
  • 埼玉県川越市立霞ヶ関小学校教諭細井 俊久
    • 2015/5/15
    • 教育オピニオン
    • 教師力・仕事術
    1 学び続けることの大切さ
    教師は、子どもに学力をつけ、人との良好な関わりができるようにさせ、生きる力をつけていくのが仕事だ。そのために授業を行い、生徒指導を行っている。よりよい授業と生徒指導ができるようになるためには、教師自身が学び続けなければな...
  • 東京大学大学院教育学研究科教授小玉 重夫
    • 2015/6/1
    • 教育オピニオン
    • 教育学一般
    1 18歳選挙権へ向けての動き
    この3月5日に、与野党6党が選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる公職選挙法改正案を衆院に再提出した。6月に入って審議の日程も固まり、法案成立へ向けての見通しが見えてきたようである。もしも6月下旬ごろまでに成...
  • 鳥取市立美和小学校長三谷 祐児
    • 2015/6/14
    • 教育オピニオン
    • 国語
    1 だれの作品か分からなければ
    私は、拙著『書く力を高める小学校「100マス作文」入門』で、句会はコミュニケーション能力を育てる上でとても優れていると述べました。句会には次の三原則があります。
    自分の作品を最後まで明かさない。
    自分の作品を選ばない。
    ...
  • 松戸市合唱連盟理事長黒川 和伸
    • 2015/7/1
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    • 音楽
    1 指示は「具体的」に
    合唱指導の場面で、
    「何度言ったらわかるんだ?」
    「話にならない!」
    などと言ってしまったらアウトです。それは、「どのように指示したらよいかわからない…」と言っているのと同じことになってしまいます。
    すべての指示は、「具体的...
  • 岐阜大学教育学部教授巽 徹
    • 2015/7/15
    • 教育オピニオン
    • 外国語・英語
    1 小学校英語活動「飛び込み授業」のひとコマ
    小学校英語指導の経験豊富な先生が、とある小学校のクラスに招かれて行った小学校英語活動「飛び込み授業」のひとコマである。子どもたちにとっては、初めて出会う指導者。通常の担当の先生とは授業パターンも異なり、...
  • 自分で・考え・「準備」する
    大和市立文ヶ岡小学校長秦 安彦
    • 2015/8/1
    • 教育オピニオン
    • 教師力・仕事術
    「マンダラート」の活用
    いつ、何をすべきか。それを問うことが2W仕事術の中核だ。
    「いつ(When)・何をする(What)」かだ。「9月に向けて準備段階に入った今、何をすべきか」とこの時期、自分で考えればよい。
    こんな時、頼りになるのが思考のためのツール「マ...
  • 山口県山口市立鴻南中学校大田 誠ほか
    • 2015/8/15
    • 教育オピニオン
    • 算数・数学
    今回は、中学校数学科の大田誠先生(山口県山口市立鴻南中学校)、島尾裕介先生(鳴門教育大学附属中学校)、藤原大樹先生(神奈川県横浜市立神奈川中学校)、水谷尚人先生(国立教育政策研究所)の4名による対談形式でお送りいたします。
    1 日々の板書を記録...
  • 命の学習(性教育)における教師と専門職の連携
    助産師川島 智世
    • 2015/9/1
    • 教育オピニオン
    • 保健・体育
    1 命の学習(性教育)とは
    プレママ・パパ・乳幼児をもつ保護者や、小学校・中学校・高校・大学・養護施設・授産施設で命の学習(性教育)の講演活動をして15年が過ぎた。幼児をもつママやパパから、「性教育なんてうちの子どもには早すぎる!」と言われた時点で...
  • 学校を変える教師間のチームワーク
    麗澤大学非常勤講師寺崎 賢一
    • 2015/9/15
    • 教育オピニオン
    • 教師力・仕事術
    M・F・Cの役割分担
    母親の小言がうるさくてしょうがないと感じている中学男子生徒に対して、母親と同じような年齢で同じような雰囲気の女性の先生が注意をすると、その男子生徒は一瞬錯覚をおこし、母親への悪態と同じ悪態をその先生についてしまうことがあります。...
  • 久留米大学文学部教授安永 悟
    • 2015/10/1
    • 教育オピニオン
    • 授業全般
    中央教育審議会の答申に「アクティブ・ラーニング(AL)」が初めて取り上げられたのが、2012年8月の「質的転換答申」である。それ以後、2014年12月の「高大接続答申」を経て現在に至るまで、日本の教育界はALを中心に語られることが多くなってきた。
    1 アクティ...
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