最近の記事>教育学一般
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- 2024/11/1
- 教育オピニオン
- 教育学一般
すべての子どもは、成長・発達したいという内的生命力をもっています。環境が整えば、主体的に学び、自分を育てようとします。これを自己教育といいます。この自己教育という学びには二つの側面があります。一つは、敏感期にある子どもが発達課題を達成する過程。... -
なぜメタバースを導入しなければならないのか
現在、不登校児童生徒数は、小・中学校で約30万人、高校においても約6万人と前年度より増加している。そして、この数値は小・中・高ともに近年増え続けている。このような状況の中で、文部科学省は、不登校の高校生に対... -
小学校では、いよいよ秋の運動会シーズンを迎えるころとなりましたね。全国的には、春の運動会も多くなってきたのですが、このところの様子をみると、再び秋の運動会へと動いているようにも思います。いかがでしょうか。
また、運動会自体も、1日開催から半日開... -
ChatGPTは教育現場を変える
2022年11月末に登場して以来、注目を集めているChatGPT。
私は、ChatGPTを初めて試したとき、「きっと教育現場を変える」と強く感じました。このように感じたのは、次のような可能性を実感したからでした。
@ 教師・生徒が最新のAIを... -
AIと人間の「学習」の違い
昨今、AIの進歩はめざましく、その進展は教育業界にも大きな影響を与えています。特にChatGPTなどの生成AIは、教育現場にも広く浸透しつつあります。しかしながら、生成AIに対する誤解や勘違いが広まり、教育現場は混乱しています。このよ... -
GIGAの本質はクラウド化
GIGAスクール構想により、児童生徒に1人1台端末が配布され、地域によって充実度の差はありますがネットワーク環境もかなり整ってきました。
「子どもたちが授業中にPCを当たり前に使うようになるのだ」
「これからの社会を生きていく子... -
心理学から見た「中1ギャップ」
小学校高学年から中学校への移行期にあたる時期は、「青年期前期(思春期)」と呼ばれています。この時期には、第2次性徴と呼ばれる性的成熟を伴う急激な身体的変化が現れたり、内省的傾向、自我意識が高まるといった心理的な変化... -
1 「子どもの貧困」とは何か
「子どもの貧困」とは、各国における貧困線以下の所得で暮らす17歳以下の子どもの存在・生活状況を指します。「貧困」というと途上国で起きている問題と思われがちですが、その国の物価・生活・教育レベルによって、最低限必要な生活... -
はじめに
発達心理学の巨星ジェローム・ブルーナ(Bruner,J.S.)が2016年6月5日に亡くなられました。100歳だったとのことです。私はBrunerの理論に支えられ、障害児の発達研究、支援研究を行ってきましたので、追悼の意味を込めて現在の支援研究や、私の研究との関... -
1 18歳選挙権へ向けての動き
この3月5日に、与野党6党が選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる公職選挙法改正案を衆院に再提出した。6月に入って審議の日程も固まり、法案成立へ向けての見通しが見えてきたようである。もしも6月下旬ごろまでに成...