〜アナログとデジタル〜
最近の記事>社会
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- 2021/11/1
- 教育オピニオン
- 社会
思考の可視化
「児童の頭の中を書く。それが板書だ。」
昔、私が先輩教諭から教わった言葉です。児童の思考を可視化するということです。私は、思考の可視化を意識し始めると、板書の仕方が変わってきました。また、導入され始めたICT機器も、思考の可視化を意識し... -
―学びを「他人ごと」から「自分ごと」へ―
- 2019/12/1
- 教育オピニオン
- 社会
「テストなし」でも生徒が主体的に学ぶ授業づくり
「点数序列を排して、人間が人間らしく学び成長する営みを助ける」――これが自由の森学園の建学の理念である。不必要な管理主義や定期テストに別れを告げ、「自分の頭で考え、自分の足で立つ」人間を育てたいと私... -
- 2019/10/15
- 教育オピニオン
- 社会
1.小学生からの“主権者教育”
2015年の公職選挙法改正で選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられて以降、子ども・若者に政治との関わり方を教える“主権者教育”が浸透しつつあります。文部科学省の調査では、2015年時点で、全国の高校の94%が何らかの主権者教育... -
- 2018/11/15
- 教育オピニオン
- 社会
1 教材誕生の瞬間
●へっ!なんで薬局が並んでいるの?
2人の卒業生と、3か月に1回程度、小説の輪読会をやっている。その帰り、大阪上本町交差点での会話である。※『』は教師
「薬局が二店も並んでるね」
『1975年までは、距離規制があって200m以内には薬局は... -
- 2018/1/15
- 教育オピニオン
- 社会
1.『学びの地図』の趣旨を実現する単元構想のために
『学びの地図』の趣旨を実現する単元構想のためには、『学びの地図』をどのように捉え、どのように単元構想へつなげていくかが大切である。ここでは、2つの視点から考えてみたい。
(1)『「学び」の地図』から... -
- 2017/9/1
- 教育オピニオン
- 社会
1.授業の目的と対話的な学び
授業の目的は、子ども一人ひとりにおいて、自律的な学習(以下、一人学習)ができるようにすることである。また、この目的を、子どもたちの集団による学習(共同学習)にまで視野を広げると、一人ひとりが自律的な学習をしつつ、子ども... -
- 2016/10/1
- 教育オピニオン
- 社会
1.「働かせる」ために育てる「社会的な見方・考え方」
『教育科学 社会科教育』No.689(2016年9月号)でも言及したが、中教審の議論の過程で「社会的な見方・考え方」の位置づけが大きく変化した。
2016年5月26日の中教審の社会・地理歴史・公民ワーキンググルー... -
- 2015/11/1
- 教育オピニオン
- 社会
1 社会科教育喫緊の課題「社会参画」
教育基本法第2条や学校教育法第21条に「参画」が登場して以来、社会科研究のテーマに「参画」が多く登場するようになった。とりわけ、18歳への選挙権年齢の引き下げにより、高校を中心に、「社会参画」は社会科教育の喫緊の課... -
観光まちづくりの授業をとおして
- 2014/3/15
- 教育オピニオン
- 社会
1.小学校3年生で無理なくできる、観光まちづくりの授業
小学校3年生の社会科や総合的な学習の時間では地域教材を扱う。
子どもたちは、鯖江藩主間部氏の菩提寺「萬慶寺」を訪れ、住職の話を聞いたり、重要文化財の絵を見たりした。また、「うるしの里会館」では「... -
- 2014/2/1
- 教育オピニオン
- 社会
4月から本格的に受験を意識し始める高校3年生や、新しく世界史に取り組む子どもたちに、世界史を学ぶ意義や楽しさを伝えるにはどうしたらよいでしょうか。ここにその一例を示します。
日本史=過去 世界史=未来?
みなさんは日本史と世界史、どちらが好きです...