最近の記事>学校経営
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- 2024/9/1
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校内研究のファシリテーター/伴走者として
この8月に『ごく普通の公立小学校が、校内研究の常識を変えてみた』が発売されました。もう読んでいただけたでしょうか?
私はこの校内研究に、現場の公立小学校教員の時から微力ながら伴走させていただきました。
私が... -
- 2020/5/1
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1 依存型の研修から自立型の研修に
働き方改革が呼びかけられるなか、学校は業務改善を進めていかなくてはなりません。どこの学校も工夫しながら努力はしていると思うのですが、私たちの職種の特異性と業務量が減らないなか、超えていくハードルは高いものがありま... -
声なき声を拾うために
- 2019/6/15
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1 自分も大切、相手も大切
私は、ITを活用していじめの早期発見を実現する事業をしています。
そのため、学校の先生や保護者の方とお話する機会が多く、ほぼ毎日のようにいじめに関する相談を受けます。
日々、さまざまな話を聞いて胸が痛くなるような話も多いな... -
- 2019/2/15
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昨年10月、「大阪府の小中学校、来春からスマホ持ち込み解禁」という主旨のニュースがマスコミを賑わしました。私にだけでもテレビや新聞、ラジオの取材が20件以上あり、社会問題と言って良い状況でした。この問題について、現段階(2019年2月1日)時点で簡単にま... -
情報共有のために国・自治体・学校がすべきこと、教員が知っておきたいこと
- 2017/11/15
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1 情報共有が進まない原因
2013年に施行された「いじめ防止対策推進法」及び「いじめの防止等のための基本的な方針」は、いじめの疑いに関する情報を「学校いじめ対策組織」(以下「組織」と記載する)で共有すること、そして、当該情報への対応は、教員個人ではな... -
初めての教育現場で抱える困難感と効果的な支援例
- 2016/4/1
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新任教師が苦労する事象を表す「リアリティ・ショック」という言葉がある。初めての教育現場で抱える困難感をさす言葉である。
筆者は研究グループを組んで、ここ数年、初任教員の適応や成長支援についての調査を行ってきた。全国67都道府県政令指定都市のうち、3... -
- 2013/5/15
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東京の小学校の管理職不足が言われて久しい。最近では、「副校長のいない小学校が出現するかもしれない」とまで言われている。実際、ここ2、3年で中学校からの小学校管理職登用が多くなっている。
この原因については、様々なことが言われている。
「激務なので... -
- 2012/11/15
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1.我が校の日常的な光景
昨日も夕闇迫るころ、一人の女性教師から研究授業の指導案について相談を受けていた。
既に彼女は、これまで自主研修で模擬授業を3回行っていた。さらに本番の研究授業まで、あと2回模擬授業を行う予定である。
放課後、模擬授業が自主的... -
- 2012/10/18
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授業改善
教頭になって5年。
私が最も力を入れてきたのは、学校全体の授業力向上である。
学力向上の問題、学級崩壊の問題は、いずれも授業の問題である。近年増えてきた保護者からのクレームも授業に端を発していることが多い。
安定した学校運営、信頼される学... -
−1,183校に増加したコミュニティ・スクール−
- 2012/6/21
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1 急増傾向のコミュニティ・スクール
文部科学省の発表によると、今年4月1日現在、全国のコミュニティ・スクール指定校が1,183校に増えた。この数は、前年度比394校増で、文部科学省が目指す「今後5年間でコミュニティ・スクールを全小中学校の1割に拡大」という...