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- 特集 社会科に「問題解決」ホントに必要なのか
- シンポジウム「問題解決」はホントに必要なのか―ポストモダンの社会科の可能性を求めて―
- 意見
- ポストモダンよりもモダンの何を継承するのかが問題
- 本文抜粋
- 一 欠乏動機と差異動機による説明の限界 原田氏はまず、高度成長期以降に育った若者の行動を、今田の「欠乏動機」と「差異動機」という用語を借用しながら説明する。この二つの用語でいわゆる豊かな社会における消費や学習意欲等を説明することは、おおまかに言えば妥当性のあることと考える。しかしこの用語自体、およそ…