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- 特集 読みに“書く”を挿入―成功の秘訣61
- 読みの中に→どこでどんな“書く”を入れるか 同一教材でどこまで同じで、どこが違うか―「古池や蛙飛び込む水の音」授業構想を例に―
- 授業構想
- 「名句の理由」を探る活動を通して、俳句表現のよさをとらえる
- 本文抜粋
- 一 授業設定の意図 特別な指導なしにつくられた子どもの俳句には、「楽しいな」、「きれいだな」といった、感じたことをそのまま表す言葉が並ぶ。素直な表現ではあるが、そうした一般化された言葉を用いることで、その子どもなりの思いは薄まってしまう。それは、その句を読む他者が詠み人と同じ情景や感情を共有すること…