著者インタビュー
新刊書籍の内容や発刊にまつわる面白エピソード、授業に取り入れるポイントなどを、著者に直撃インタビューします。
1分間メニューで英語が話せるようになる極意とは!
東京女子学園中学校・高等学校教頭辰巳 順子ほか
2005/11/11 掲載
 中学校での実践をもとに練りに練って作られた『英会話月別1分間メニュー&生徒熱中ゲーム33』。今回は、パワーあふれる4人の著者に本書について伺いました。

東京女子学園中学校・高等学校

http://www.tokyo-joshi.ac.jp
〒108-0014 東京都港区芝4丁目1番30号
写真左より、辰巳 順子(教頭)、堀田 優加子(教諭)、大久保 素子(教諭)、落合 裕子(教諭)。

―月別1分間の英会話メニューを作るきっかけになったのはどういうことだったのでしょうか?

 「東京女子学園の生徒全員が英語を話すことができる」ためにはどのようにしたらよいかを考えたことです。英語を話せる、話せないとよく言いますが、実際にはどのようなことかを考え、教科書にもよく掲載されている場面別会話(買い物や電話での会話など)ではなく日常生活でよく話題になることをリストアップしました。そして生徒が“How are you?” “Fine, thank you.”と自然にやりとりができるのは授業の最初に繰り返すからだ…となり、月別に3年間の会話を考え、授業の最初に実施するようにしたのです。

―たった1分間の英会話メニューの繰り返しで、生徒全員が反射的に会話できてしまうようになるのは、どのような工夫があるのでしょうか?

 本書の使い方でも述べていますが、初めは教師の後について繰り返します。慣れてきたらお友達とペアワーク、ペアは隣の人、前後の人と相手を替えます。最終的には実際の自分のことに内容を置き換えて話します。少しずつパターンを変えることにより、生徒は完全にやりとりができるようになっていきます。

―本書では、会話メニュー、会話を使ったクイズのほかに、教室で簡単にできるゲームや楽しく使えるカードが紹介されていますが、ゲームを掲載した理由は何ですか?

 英語は声を出さずにいくら練習しても話すことができるようにはなりません。また実際に聞き取れるようになるためにも声を出すことは重要です。ゲームを紹介したのはこうすれば飽きずに、楽しく声を出して練習ができるからです。たとえば職業の言い方であれば教科書のレベルだけではなく多くの語彙を紹介することもできます。

―これはぜひやっていただきたい!という、おすすめのゲーム(またはカード)をご紹介ください。

 すべておすすめのゲームですが、準備が簡単で、必ず生徒がのるのがリズムフォーです。テレビで紹介されてから「ユキからはじまるリズムに合わせて」と小中学生が夢中になって遊んでいます。中1の数字で一度実施しておくと、曜日、月の言い方など生徒はとても楽しく取り組みます。もちろん、実施する前に何度も言えるようになるまで練習することが大事ですが、「リズムフォーをするからね」と言っておくと生徒の気合も違います。

―最後に、全国で英語を教えていらっしゃる先生へ一言お願いします。

 英語が話せるようになるだけでなく、授業の最初のウォームアップにこの1分間月別メニューを実施するとその後の授業中の生徒の声の大きさ、集中度が変わってきます。また英検のリスニングや、面接試験の練習にもなります。(これは生徒が実際にとても役立ったと言っていました。)ぜひ実施してみてください。

(構成:木山)

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