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- 2012/7/5
- 教育オピニオン
- 社会
定期的に指導を受けている子どもよりも、むしろ指導を受けずに自由な遊びをしている子どもたちの方が、ある能力について高い結果が出ているとの話題が最近報じられた。この場合の能力とは、子どもたちの運動に関する側面である。東京学芸大学の杉原隆名誉教授の研... -
1 急増傾向のコミュニティ・スクール
文部科学省の発表によると、今年4月1日現在、全国のコミュニティ・スクール指定校が1,183校に増えた。この数は、前年度比394校増で、文部科学省が目指す「今後5年間でコミュニティ・スクールを全小中学校の1割に拡大」という... -
あるお母様から相談を受けている。そのご子息A君のクラスで、以前からいろいろな物がなくなるなど、かなり陰湿ないじめ事象が続いていた。暴力的なこともあったという。ただ、担任の先生はしっかりとは動かれてこなかったとのこと。
先日の朝、加害側の子がA... -
アランの『幸福論』
先日、書店に立ち寄ったところ、1冊の文庫に目がとまった。アランの『幸福論』である。カバーのイラストはライトノベルを思わせる絵柄と色彩だった。
「近代文学の名作の文庫カバーを若い世代向けに合わせたものに変えたところ、よく売れる... -
多くの新人教師は、教育現場でさまざまな困難に遭遇し、理想としていた授業を展開することができず、「リアリティ・ショック」を受けるといわれています。リアリティ・ショックとは、夢に描いていた教育現場と現実のそれとのギャップの大きさから受ける衝撃のこと...
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生徒用学習端末として、iPadのようなタブレット端末が大きな可能性をもっていることに多くの方は共感し、あまり異論はないだろう。しかし例えば、生徒用デジタル教科書の具体化への議論などを拝見していると、「ちょっと待った」と言いたくなることが少なくない。
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2005年頃から、「子どもとケータイ」にかかわって、ネット上のいじめ、「出会い系サイト」等を介した児童買春等の事件、ケータイ依存等の問題が生じてきた。学校では情報モラル教育の充実がはかられ、業界ではフィルタリング(有害情報にアクセスさせないしくみ)...
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鳥取県八頭町の小学校で授業をさせてもらいました。小さな学校でしたので、全校の子どもと一時間。三年生と一時間。六年生と一時間です。
六年生とは「もう一度読んでみよう」ということで、ごんぎつねを読みました。四年生の教材ですからあれから二年というこ... -
正しい言葉が使える子にしたいと思う。ここでいう正しさとは、自分の今が適切に伝えることができることを意味する。学校は、子どもが語る言葉で物事を判断したり指導をしたりすることが多い。ところが、小学校では、子どもが持っている語彙の量が少ないので、言葉...
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創造は発見
何かを創るというのは、自分の外側の問題と思いがちですが、その「種」は実は自分の内側にあって、それを掘り起こして表出することにあります。創造は、自分の内部にあるものを発見することから始まるのです。
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