『LD,ADHD&ASD』2016年4月号の特集テーマは、始動「差別解消法」さぁ支援を見直そうです。

　2016年4月1日から「障害者差別解消法」が施行されました。
　障害者差別解消法は障害を理由とする差別の解消の推進に関する基本的な事項、国・地方公共団体等及び民間事業者における障害理由とする差別を解消するための措置等を定めています。
　ムズカシイー!?　けれど学校の先生方にもおおいに関係してきます。
　公立の小中高等学校などで合理的配慮を提供することが法的義務とされているのです。
　合理的配慮は障害のある子どもが、他の子どもと同様に教育を受けられるように、学校等が限度を超えた負担にならない範囲で、個別の状況に応じて配慮や調整を行うこととされています。

　本号では、障害者差別解消法を読み解き、学校ではどんなことが関係してくるか等々、支援を見直すための最新情報を特集しました。

　巻頭では、上野一彦先生（東京学芸大学名誉教授）が「『障害者差別解消法』によって新しい時代へ」と提言くださっています。

　合理的配慮に関する取り組みは学校現場でも始まったばかり。「どうすればいいの？」「何から始めれば…？」とお悩みの先生は、本誌をぜひ手に取ってみてください。