- 先生のための『ほめ言葉手帳』
- 教師力・仕事術
絶賛発売中である「ほめ言葉手帳」!
前回の記事では、監修者の菊池省三先生に「ほめ言葉手帳」の魅力について語っていただきました!
今回はコミュニケーション指導にかかわる新刊書籍と、クラスを対話であふれさせるための手帳の活用方法についてご紹介します!
■対話があふれるクラスにするために
「ほめ言葉手帳」の監修者である菊池先生は、著書『菊池省三 365日のコミュニケーション指導』の中で次のように話されています。
私には、夢があります。それは、「コミュニケーション科」という教科をつくりたいということです。そのための第一歩がこの本です。
年間200回を超える飛び込み授業を行います。その中で、コミュニケーションと板書して、「カタカナです。平仮名と漢字で、意味を言い表してみてください」という指示をよく出します。子どもたちは、あれこれ考えます。「会話」「対話」「つながり」「伝え合う」……などと言います。私は、全てを認めたうえで「あたたかい人間関係」とまとめます。
この書籍では、菊池先生が現職時代に実践していた、コミュニケーション指導の特徴的なメソッドを6つ紹介するとともに、そのメソッドを生かした、コミュニケーション指導の1年間の道筋を学期別に細かく紹介しています。
ちなみに、6つのメソッドは、次の通りです。
- 価値語の指導
- コミュニケーションゲーム
- ほめ言葉のシャワー
- 対話のある授業
- スピーチ指導
- ディベート指導
■ほめ言葉手帳にも、対話があふれる工夫がいっぱい!
上記の書籍で紹介している6つのメソッドにかかわる工夫が、『ほめ言葉手帳』にもたくさん掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
まず、「価値語の指導」です!
2020年度の手帳でも、価値語録は全面改訂されました。ウィークリーページのすべてに掲載されています。この価値語を毎週紹介するだけでも、言葉に対する意識が高まりそうですね!
次に、「ほめ言葉のシャワー」です!
「ほめ言葉手帳」には、子どもの記録欄があります。ここに子どもの成長の姿を記しておけば、いつでもほめることができそうです。子どもと一緒に「ほめ言葉のシャワー」を作り上げることができます!
最後に、「対話のある授業」や「スピーチ指導」「ディベート指導」などです!
ガントチャートなどを利用して長期的な計画を立てることで、様々なコミュニケーション指導ができると思います!
手帳や書籍を活用して、コミュニケーションを充実させ、対話にあふれた最高の教室をつくりましょう!!
『ほめ言葉手帳2020』は▼こちらのページで発売中です!また、オリジナル価値語も募集していますので、ぜひご応募ください!