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- 2011/11/17
- 教育オピニオン
- 外国語・英語
小学校で英語を教える先生方へ
小学校外国語活動が必修化されて半年あまり。これまでおじゃました学校では、さまざまな工夫を凝らした英語の授業が繰り広げられていました。同時に、「小学生への英語の学習は、本当に有効なのでしょうか」と、いまだ疑問を抱かれ... -
生徒指導の指針を示した「生徒指導提要」(文部科学省/平成22年3月)のコンセプトのひとつが「未然防止」である。この言葉は、現在、各地域での生徒指導に関わる研修会等で頻繁に登場している。
「未然防止」とは、読んで字のごとく、問題を未然に防止するという... -
「困った子ども」は、実は「困っている子ども」
子どもが授業中におしゃべりを始めたり、ぼんやりとやる気がない態度をとったりしたとき、その子をどのようにとらえるでしょうか?
“ダメな子どもだな”“落ち着きがないな”“やる気がないな”と判断するでし... -
もう20年ほど前のことだが、ある生徒から「日本史を勉強して、何の役にたつんですか」と真顔で質問されたことがある。その時は、「現在の社会を正しく理解するためには、それがどのように出来てきたかを知ることが必要でしょう」と答えたが、生徒が十分に納得した...
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1.小学校の先生の理科離れ
子どもたちの理科離れが話題になるが、それ以上に深刻なのが、小学校の先生の理科離れである。大きな原因が2つある。
第一に、小学校の先生のうち、実際に理科を教えている方の割合が低いことである。小学校低学年には、生活科発足... -
1.吉田松陰は「楽天主義」者
萩(現在の山口県)の小さな私塾が、幕末・維新の時代を切り開く大きな原動力となった。松下村塾。塾を主宰したのは、吉田松陰(1830〜59)である。優れた思想家でもあった松陰の名を不滅のものとしたのは、実はこの松下村塾での教育... -
2つの算数授業を参観して
ある算数の授業を参観しました。TT形式なので2人の教師が机間指導をしているにもかかわらず、A子は鉛筆をもったまま5分間も考えていました。その間、2人の教師はA子にかかわりませんでした。これはどういうことなのでしょうか。その子は... -
特別支援教育の専門性に注目―つまずきの原因に応じた指導を―
- 2011/9/27
- 教育オピニオン
- 国語
教育の原点の理解
特別支援教育は教育の原点だと言われています。これはだれもが知っていることです。しかし、教育の原点がどれだけ日々の教育活動に生かされているかとなるとあまり生かされていないのが現状です。
教育の目指すべき目標やねらい、教育の本質... -
「危機管理」「リスクマネージメント」「クライシスマネージメント」などの言葉と考え方が求められる時代がやってきてしまいました。毎日、テレビニュースや新聞紙面などにこの言葉が登場しているのが現実です。
米国の企業経営の中から生まれ出て、戦後日本に... -
- 2011/9/6
- 教育オピニオン
- 指導方法・授業研究
千葉市立高浜第一小学校で公開研究会が行われたときのことだ。私も図工科の授業をさせていただいた。3年生だった。『ごんぎつね』のある場面を題材にし、絵を描かせる授業を計画した。
小学校で、それも飛び込みで授業を行うのはただでさえ不安だったが、教え...