教育オピニオン
日本の教育界にあらゆる角度から斬り込む!様々な立場の執筆者による読み応えのある記事をお届けします。
最近の記事
  • 東京都足立区教育委員会教育長齋藤 幸枝
    • 2011/6/16
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    • 特別支援教育
    一人一人のニーズに応じた適切な指導および必要な指導を行う特別支援教育は平成19年から始まり、5年目を迎えました。
    多くの学校ではすでに校内委員会が設置され、特別支援教育コーディネーターが指名され、不十分ながらもしくみづくりは整ったものと思います...
  • 提言 説得力のある表現―指導の重点はなにか
    日本教育大学院大学学校教育研究科長・教授花田 修一
    • 2011/6/15
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    • 国語
    説得力のある表現法を指導する重点の一つは、相手(聞き手や読み手)に伝えるべき考えを明確にさせることである。そのためには、次のような点に留意して指導をしたい。
  • 愛知教育大学教育学部創造科学系教授竹井 史
    • 2011/6/14
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    • 教職課程・教員研修
    紙ヒコーキが単位取得の必要条件!?
    私は、20年来、幼児の造形、小中学校の図工・美術分野の担当教員として教員養成の仕事に携わっている。その中で毎年欠かさない授業内容がある。それは、学期の最初に紙ヒコーキを折って飛ばす授業をすることである。その中身は...
  • 提案するルールと解決するルール
    千葉大学教授明石 要一
    • 2011/6/8
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    • 学級経営
    学級に必要なルールとは何か、を考えるときルールとマナーの区別をしなければならない。いうまでもなく、ルールは普遍的なものである。どの国に行っても通用しなければならない。
  • 東京学芸大学教職大学院特任教授福田 富美雄
    • 2011/6/7
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    • 道徳
    昨年12月に都内で行われた小学校三年生の「しあわせの王子」(敬けん)を活用した授業研究会でのことである。授業が始まる少し前に教室に入ると、38人の在籍児童はすでに着席していて担任教師と数え歌に続くじゃんけんゲームに興じていた。歌声も元気、グー・チョ...
  • 自分の身体に自信をもてる子どもに
    東海学園大学人文学部発達教育学科岩井 邦夫
    • 2011/6/2
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    • 保健・体育
    『低学年の頃、授業で「鉄棒」をやりました。鉄棒の数が少なく、23人のクラスで約4人ずつに分かれて行いました。形式は、「前回り〜、次は何〜」と先生が言っていき、それを行うといったものでした。「次、逆上がり」と言われると嫌でした。なぜなら、できないこ...
  • 本時の授業課題を絞り込む!
    國學院大學人間開発学部教授安野 功
    • 2011/6/1
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    • 社会
    まずは先輩の苦言から……。参観日の授業と研究授業は似て非なるものである。そのことが分からない若手の先生が意外と多い。
  • 東京学芸大学名誉教授伊藤 説朗
    • 2011/5/31
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    • 算数・数学
    ある授業で220654÷21.53のような筆算を3題黙々と計算して商を5桁まで求めていた。3都市の人口密度を比較するためであった。もちろんこの計算が電卓を使ってならば、驚くこともあるまい。子どもたちの必死の形相を見るにつけ、「もう止めよう」と叫びたくなった...
  • 対話を深め合いにつなげる第三の鍵
    スピーチコミュニケーション教育研究所主宰村松 賢一
    • 2011/5/30
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    • 国語
    「対話」はコミュニケーションなどと並んで大変多義的な概念である。が、日常生活に馴染んだ言葉でもあり、とかく、無前提で使用され、時に誤解や無用な軋轢を生む。それを避けるには、まず、自身の定義を明らかにして議論に臨むことが必要かと思...
  • 教育エッセイ(第14回)
    千葉大学教授西垣 知佳子
    • 2011/5/26
    • 教育オピニオン
    • 外国語・英語
    全国の小学校で外国語活動がスタートし、日本の英語教育は新しい時代へと船出しました。今、小学校英語への期待が高まっています。そうした期待のひとつは、入門期の子ども達に英語をたっぷりと聞く機会を与えられることです。外山滋比古先生が言う「絶対語感」の...