きょういくじん会議
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どうしていますか? お年玉のあげ方、つかい方
kyoikujin
2008/1/9 掲載

 冬休みが終わり、学校が始まりましたが、お正月気分がまだ抜けないというお子さんも多いのではないのでしょうか。子どもたちにとってお正月の一番の楽しみといえばお年玉。親戚からたくさんのお年玉をもらってホクホク、でも早速買ったゲームで徹夜して学校に遅刻、なんてことにならないとよいのですが…。

お年玉の平均総額は?

 小学館の運営するマーケティングリサーチサービスおしえて ネットくん調査隊のアンケート結果によると、2007年の小学生がもらったお年玉平均総額は、前年の766円増しで、25,293円だそうです。分布を見ると、1万5千円〜2万円もらったという子どもが多いよう。祖父母や親戚から1万円弱ずつ、おうちの人から5千円程度というのが相場なのでしょうか。最高額はなんと17万円! 親戚の多さによってもらえる額はかなり変わってきそうですが、2万円でも小学生にとっては大金なのではないでしょうか。

お年玉に年齢制限はあるの?

 さて、子どもはもらって嬉しいお年玉ですが、あげる側は何歳からあげるか、いくらあげればよいかなど、色々と気を遣いますよね。ところでお年玉って一体子どもがいくつになるまであげるものなのでしょう?
 ミキハウスが2001年に子どもをもつ親に対して行った調査によると、「高校生まで」がトップで43%、次いで「大学生まで」が37%で僅差でした。次が「社会人まで」の10%! これはおどろきです。Yahoo!が昨年12月26日から今月3日まで行った意識調査でも、15〜18歳くらいがトップでした。高校生や大学生にになって自分でアルバイトができるようになったらやめる、というのがほとんどのようですね。

お年玉のつかい道は?

 さて、同じく小学館のおしえて ネットくん調査隊の結果ですが、2007年の小学生のお年玉のつかい道1位は、「ゲームソフトを買う」。やはり、といったところですが、特に今年はニンテンドーDSやWiiのヒットで、ゲームを買いに走った子が多いのでは。2位に入ったのは「すべて貯金する」。すぐにつかうのではなく、ちゃんと貯金する子どもも多いのですね。
 一方で気になるのは4位の「おうちの人にあずける」。自分がもらったお年玉なのにおうちの人にあずけるなんて、つつましやかな子どもが30%弱もいるようです。ただ、せっかく普段は手にしない(?)高額のお金をもらったのだから、おこづかい帳をつけて自分で計画を立ててつかったり、同じ「あずける」にしても、親の立ち合いのもとで自分で銀行の口座を開設したりと、お金を管理する方法を身につけるのもよいのでないでしょうか。

 あなたのご家庭では、お年玉のあげ方、つかい方をどのように決めていますか?

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
2件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2008/1/10 12:48:51
    サンタさんがプレゼントを運んでくれるという夢のあるクリスマスと比較して、子どもに現金ばら撒くってのは結構生々しい風習ですよね・・・。図書券とかでもいいんじゃないかと思ったりもします。
    • 2
    • 名無しさん
    • 2008/1/10 17:55:02
    私は昔、とある親戚から、小学館発行の「小学○年生」の最新号をもらってました。結構親戚が多い家族なので、いろんな学年の本が見れて、ふろくでかなり盛り上がった記憶があります。
    後から聞くと、正月明け発売号だったらしく、手に入れるのに結構苦労していたらしいです。
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