音読は、英語力全ての基礎基本です。音声面はもちろん、英文の意味や仕組みのわかったものを何回も繰り返して音読することによって、英文が自分のものとなり、それが最終的には、自分の英語での発話に繋がっていきます。また、英単語を覚えるのが苦手な生徒でも音読しながら、英単語力をアップさせることが可能です。
Part1は、音声面を重視してあり、ナチュラルに音読できるようにさせる活動、または、ゲーム的に楽しく出来る活動をそろえてあります。Part2は意味と文の仕組みを理解した英文を比較的ゆっくりしたスピードで、自分のものにすることを目的とした活動が多くなっています。Part3は、最も難しい音読で、音読した英文を再生活動で自分の発話につなげる活動、文法力もアップする活動が中心です。
ワークシートは、そのままコピーして使えます。授業準備に時間をとることのできないお忙しい先生方でも、簡単にお使いいただけます。ワークシートの英文がご自分の生徒さんのレベルに合わない場合でも、音読活動のアイデア自体はお使いいただけると思います。実際、高校や大学の先生にも、すでにお使いいただいているアイデアも多数あります。
まずは、「音読事始め〜背中合わせ音読〜」です。この活動により、音読の際、生徒が声をださないという悩みのないクラスの雰囲気作りが可能です。これは、そのクラスの1年間の音読活動がうまくいくかを決めてしまう、といっても過言ではありません。2つめのオススメは、「Read and look up」を私なりに少しアレンジを加えた「Read, look up and hold!」です。この活動は、英文の意味と仕組みの分かった英文を自分のものにする目的を達成するのに効果的です。3つめは、比較的誰でもやりやすい、再生活動に近い(=自分の発話に繋がる)「引き算音読」です。この活動もシンプルで時間もかからず、オススメです。
前作で「語彙マジック」にかかっていただいた先生方も、そうでない先生方も、本書では、ぜひ私の「音読マジック」にかかってみてください! 「音読は、英語力の基礎をつくる」のです!!!
ゴスペルを始めてもあまり英語が好きにならない様子でしたが、ネイティブの方と知り合うチャンスがあり英語が話せるようになりたいと興味を持ち始めました。
今回の岡田先生のインタビューを読んで、息子のモチベーションをアップできるかもしれないと感じました。
たのしく学べるのが一番ですから。
早く手にしたいテキストです。