詳細情報
- 特集 「靖国問題」から戦争を考える
- 朝鮮人「特攻隊員の死」を考える
- 陸軍少年飛行兵第一五期生 最年少一七歳の特攻隊員 靖国に眠る同期生朝鮮籍英霊四柱に深甚なる敬意を表し名誉を讃えて
- 本文抜粋
- 特攻に到る軍歴と体験 本稿ベースとなる軍歴を記そう。 一九四三(昭一八)年一〇月二日、「少年飛行兵採用予定候補者」なる合格通知を手に岩手の山村から東京陸軍少年飛行兵学校(武蔵村山)に赴いた。満一五歳に一八日を残す日だった。父の病死で進学を断念、師範学校受験の勧めも拒否、飛行機への憧れから軍人パイロッ…