Eduマガのヨミカタ
毎月発行される教育雑誌の中から、その時期にぜひ読んでほしい厳選記事をご紹介するコーナーです。
道徳授業で行う「問題解決的な学習」とは?
道徳教育 2015年9月号
教育zine編集部茅野
2015/8/5 掲載

児童(生徒)の発達の段階や特性等を考慮し、指導のねらいに即して、問題解決的な学習、道徳的行為に関する体験的な学習等を適切に取り入れるなど、指導方法を工夫すること。

 これは、3月に告示された「一部改正学習指導要領 特別の教科 道徳」の中に、新たに加わった文言です。「問題解決的な学習」は、今まで道徳授業を研究されてきた先生方にとっても、あまりなじみのないものかもしれません。
 今後、問題解決的な学習を取り入れた指導をどのように行っていけばよいのでしょうか。『道徳教育』2015年9月号「道徳授業で「問題解決的な学習」にチャレンジ」では、道徳授業における問題解決的な学習について、様々な角度から特集しました。

 「問題解決的な学習を取り入れた4つの授業スタイル」では、日常の問題や社会問題を考えることを通して、児童生徒が自らの生き方を考える授業実践例を数多く紹介。例えば、「どうしたらいじめはなくなるだろうか」という問題について、子どもが真剣に話し合い、考え合った事例は必読です。
 
 また、「提案 問題解決的な学習→問題解決型の道徳授業」では、長年、問題解決型の道徳授業を研究されている、岐阜大学の柳沼良太先生に、問題解決型の道徳授業の魅力や可能性について、徹底解説いただきました。
 「実践 ココが違う! 問題解決型の道徳授業を創る」では、柳沼先生の理論に基づいた授業実践例も学年別に紹介されており、こちらも見逃せません!

 さらに、若手向け特集「STEP UP! 家庭との連携アイデア」にも注目です。家庭とどのように連携すればいいのか、「授業の様子を伝える(STEP1)→授業にちょこっと参加してもらう(STEP2)→授業に参加してもらう(STEP3)」と三段階に分けて紹介しています。
 今月も、充実のラインナップでお届けします!

コメントの受付は終了しました。