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食育マイスター認定制度がスタート―学校への派遣目指す
kyoikujin
2008/1/10 掲載

 食育のスペシャリストとして講師など多方面で活躍できる人材の育成をめざして、「食育マイスター」認定制度がいよいよ今年からスタートする。食育基本法の成立から3年、今年も食育に関する様々な取り組みが進められそうだ。

 コースはレベルに応じて「ジュニア食育マイスター」「食育マイスター」「シニア食育マイスター」の3つのコースが用意されており、第1回目として「ジュニア食育マイスター」コースが3月に開講する。

 コースは3日間で、食育アドバイザー、ベジタブル&フルーツマイスター(通称野菜ソムリエ)、教育コーディネーターなどが講師を担当。食育の概論をおさえた上で、「サイエンス」「しつけ」「文化」の3つのカテゴリーに分けられた具体的な食育プログラムを、対象者の発達段階(小学校低学年・高学年・中学生・高校生以上)に応じて学ぶ。 小学校低学年の「文化」では、「お米の育ち方〜炊き方までわかる」「さ・し・す・せ・そがわかる」といった内容となっている。

 食育に関する民間資格としては、服部幸應氏が監修を努める食育インストラクターの他にも、食育指導士食育スペシャリスト講座など、やや乱立気味の印象もあるが、その分、期間や料金などの選択肢も豊富で、自分にあった講座を選びやすい状況と言えるかもしれない。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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