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アジアの未来を見据えて―日中の高校生が文化交流
kyoikujin
2007/6/4 掲載

この画像はイメージです 4日の読売新聞の記事によると、1日、中国の高校生21人が、日本の高校を訪れ、授業を見学したり、華道と茶道の部活動を体験するなど文化交流を行ったとのこと。通訳を交えるなどして会話をしたり、日中の高校生が一緒に生け花に挑戦したりするなど和やかな時間を過ごしたそうです。

 これは、大規模な青少年交流を通じてアジアの強固な連帯にしっかりとした土台を与えることを目的に、今後5年間、毎年6,000人程度の青少年を日本に招き文化交流をする「21世紀東アジア青少年大交流計画」の一環として実施されたものです。
 世界のグローバル化に伴い、国際交流はますますその重要度を増しています。特に最近ではアジアの共同体を構築しようという機運も高まっており、歴史を乗り越えた新しいアジアの関係づくりが期待されているところです。
 「相手の文化を知る」ということが、国際理解を進める上で大切なことは言うまでもありません。しかし、まずは「日本の文化を知る」ということも重要だと考えられています。
 学校教育の現場でも、国際化を進める流れの中で、華道や茶道など、日本の文化を学ぶ活動が今後さらに盛んになっていくのかもしれませんね。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
1件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2007/6/4 18:53:56
    華道も茶道も起源は中国ですよね。でも日本の風土や民族性を背景にどのような変容を遂げたのかを見ていただくのも良いことだと思います。
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