絆を深める×笑顔があふれる 学級レク&アイスブレイク事典
クラス全員が居心地のいい学級をつくるための、子どもが夢中になって取り組むネタ&アイデア満載!
学級レク&アイスブレイク事典 (11)
学級開きにピッタリ!教室でできる「お手軽レク」
青森県藤崎町立藤崎小学校教諭弥延 浩史
2016/4/5 掲載
  • 学級レク&アイスブレイク事典
  • 学級経営

 4月になりました。子どもたちとの出会いをそろそろ迎えるという先生が多いのではないでしょうか。入学・進級し、気持ちを新たにして子どもたちはやってきます。「今年はどんなクラスになるのかな」という期待と不安の入り交じった気持ちで……。
 ですから、先生や学級の仲間との出会いは、今年1年を占ううえでとても重要になります。「今年のクラス、雰囲気がいいな」という気持ちを抱くことができれば、よいスタートダッシュを決めることができます。今回は、そんな出会いのときに使える、子ども同士の心の距離を縮めるレクをご紹介します。

この活動で得られる最大の効果は……これだ!!

○4月当初の学級の雰囲気を和らげ、お互いのことが分かるきっかけをつくったり、つながりのきっかけを与えたりすることができる!

レク1 グループ自己紹介

対象学年:全学年時間:15分準備物:なし

活動の手順

  1. 6人程度でグループを組み、円になります。
  2. いちばんはじめに自己紹介する人を決めます。(誰からでもかまいません。じゃんけんで決めてもいいし、名簿や誕生日などを使ってもOKです。)
  3. ルールに従って、一人ずつ自己紹介していきます。
  4. 【ルール】
    ○時計回りで進めていきます。
    ○自己紹介の仕方に決まりがあります。それは、「野球が好きな中村太郎です」のように、好きなものをひとつ紹介するということです。
    ○次の子は、「野球が好きな中村太郎くんのとなりの、体育が好きな鳴海花子です」のように、前の子の自己紹介も含めて自己紹介をします。
    ○さらに次の子は、「野球が好きな中村太郎くんのとなりの、体育が好きな鳴海花子さんのとなりの、カレーライスが好きな田中大介です」のように、スタートの友達の分からすべて含めて自己紹介をしていきます。
    ○途中でわからなくなって言えなくなってしまったら、最初の子からではなく、言えなくなったところから再スタートです。また、「好きな○○」は一周クリアするまで変えないようにします。

  5. 全員クリアできたら拍手! 「○班万歳!」のように、かけ声を言うのも盛り上がります。

活動のポイント

  • 「好きなものがないよ」という子がいるかもしれません。その場合は「自分の名前だけ伝えてみよう」とフォローしてください。
  • 早めに終わるグループが出てきたら、別の「好きな○○」でチャレンジさせます。また、「好きな○○」ではなく、「今年がんばりたいこと」のようにお題を変えてみてもいいでしょう。
  • 低学年であれば、4人くらいからスタートし、徐々に6人程度に増やしてみてもいいでしょう。高学年であれば、8人くらいに人数を増やしても盛り上がります。
  • 支援を要する子がいる場合は、ペアで言ってもOKなど柔軟に対応していくことで、クラス全員が笑顔の学級開きになります。

レク2 じゃんけんタッチ

対象学年:全学年時間:5分準備物:なし

活動の手順

  1. 教室の中を歩き、誰とでもいいのでじゃんけんをします。
  2. 勝ち負けの勝敗がついた場合は、グータッチをします。あいこだった場合は、ハイタッチをします。
  3. 制限時間内にたくさんの人とじゃんけんができるようにします。

活動のポイント

  • 目を合わせ、誰とでもいいのでじゃんけんをするように伝えます。
  • たくさんの人とじゃんけんができるように声をかけます。例えば、5分で行うのであれば「10人以上とできるようにしましょう」と具体的な目標を設定をします。
  • じゃんけんで勝敗がついたときは、「せ〜の」と互いに声をそろえてグータッチをします。じゃんけんがあいこだったときは、気持ちがそろったということで、「いえーい!」と声をあげてハイタッチをするようにさせると盛り上がります。

@

やのべ‘sEYE

  • 【グループ自己紹介】が終わった後に、互いの気持ちをシェアする時間を設けたり、「こういうところが先生は見ていていいなと思ったよ」ということを伝えるといいでしょう。子どもたちにプラスのイメージを共有させることが大事です。
  • 【じゃんけんタッチ】をすると、我先にとじゃんけんをする子もいます。ルール説明の段階で、「全員が時間内に10回以上じゃんけんができるようにするには、どうすればいいかな?」とやり方を確認しましょう。そうすることで、みんなのことを考えながらレクをする姿が見られるようになります。すかさずそこを価値付けるとよいでしょう。

弥延 浩史やのべ ひろし

 1980年東京都日野市生まれ。弘前大学教育学部を卒業後、弘前市立時敏小学校教諭を経て、現在、藤崎町立藤崎小学校教諭。日本国語教育学会会員、国語“夢”塾幹事、初等教育研究会弘前支部代表。
 話すことや書くことのおもしろさを子どもたちに実感してもらいたい、学級が子どもにとって前向きに高め合うことのできる空間にしたいとさまざまな実践に取り組む。著書『小学校国語 クラス全員が熱中する!話す力・書く力をぐんぐん高めるレシピ50』(明治図書)が大好評発売中! 最新刊に、『板書&イラストでよくわかる 365日の全授業 小学校国語 6年上』がある。

(構成:林)

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