-
- 2013/9/15
- 教育オピニオン
- 国語
1 今、求められている論理的思考力
子どもたちが文章や作品、言葉に関わることで論理的に思考し、それを表現し合い、自分を高めていく姿が、今、求められている。
子どもたちの学びを考えたときに、教材をなぞっていくだけの授業、内容を確認していくだけの授業、... -
今、2つの大学で食文化論を教えている。女子大での授業では、いちばん最初に「私の授業の目的はきみたちが美しくなることです」と話す。するとみんな目が輝く。というのも女学生の最大の関心はダイエットや美容だからだ。
そのあと「腸内セルフチェックシート」(... -
1 中学生の姿
6月末の参観日、担任している中学1年生の保護者からいただいた手紙を紹介する。
参観日、ありがとうございました。国語の授業と聞き、正直、退屈なのかなあと思って行きました。しかし、クラスに入ってビックリしました。みんな先生の質問に対して「... -
参議院選挙が終わった。今回の参議院選挙の争点は、安倍総理の経済政策への評価などが中心で、当初予想された憲法改正はほとんど俎上に載らなかった(と理解している)。ただ、参議院選挙が終盤にさしかかる中で、「9条改正」の話題がたびたび登場した。参議院選挙...
-
黙々と書く子どもたちの姿
この原稿を書いている1学期終盤の現在、担任している4年生の教室では「スキマ時間」の自主勉強には「日記」を綴る子、「見開きのまとめ」をする子が目立つようになりました。
日記指導を学級文化の柱にすると、様々なよいことが起こりま... -
汎用性のある学習道具
デジタル端末の一人一台の導入が全国的に進み始めている。デジタル端末のよさは、どの教科・領域でも活用できることである。これまでも、児童が学習道具として一人一つずつ所有しているものはいろいろあった。例えば、鍵盤ハーモニカやリコー... -
民間出身の校長先生の授業を見る目
今から数年前、まだ新潟の公立小学校に勤務していた頃のことである。翌年から新潟市の公立校の校長先生になる民間人の方が、私のクラス(小学校6年生)の算数授業を参観にいらっしゃった。10年程前から、全国的に民間出身の校長先... -
「いい授業をする先生は、板書もいい」。それは、板書には授業づくりのための能力、授業を進める時に必要な指導技術などが全て凝縮されているからである。板書力とは、単に黒板に正しく、きちんとチョークで書くことができるということではなく、目標や教材を分析...
-
東京の小学校の管理職不足が言われて久しい。最近では、「副校長のいない小学校が出現するかもしれない」とまで言われている。実際、ここ2、3年で中学校からの小学校管理職登用が多くなっている。
この原因については、様々なことが言われている。
「激務なので... -
昨年度の10月のこと。機会を得て「反転授業」を試みた。「反転授業」という言葉はそれまでも聞きかじっていた。これまでの普通教室での一斉授業を見直し、子どもたちにさらに分かる楽しさを味わわせることができる授業法ではないかと気になっていた。
...