教育オピニオン
日本の教育界にあらゆる角度から斬り込む!様々な立場の執筆者による読み応えのある記事をお届けします。
最近の記事
  • 元東京都大田区公立小学校長舘野 健三
    • 2013/2/1
    • 教育オピニオン
    • 指導方法・授業研究
    先日、「学び合い学習」授業風景のTVを見た。
    唖然とした。子どもを怒鳴り散らしている。
    教卓の所に座っている先生に、子どもが一生懸命考えて算数の答えを見せにいったらいきなり言われた。
    「何でこうなるのだ!」
    「おまえは何を考えているのだ!!」
    ...
  • ジェームズ・ダイソン寄稿(2)
    ダイソン・リミテッド チーフエンジニアジェームズ・ダイソン
    • 2013/1/17
    • 教育オピニオン
    • その他
    私が日本に最初に関わりをもったのは、まだ私自身が30代で、変わらない吸引力の掃除機を製造するために開発したサイクロン技術を完成させた1980年代です。当時、世界中の誰よりも私の技術に興味を持ち、深く共感し、寝る間も惜しんで世にまだ存在しないサイクロン...
  • ジェームズ・ダイソン寄稿(1)
    ダイソン・リミテッド チーフエンジニアジェームズ・ダイソン
    • 2013/1/3
    • 教育オピニオン
    • その他
    私はジェームズダイソン財団(James Dyson Foundation: JDF)という、主にエンジニアリングやテクノロジー、デザイン分野における教育慈善団体を2002年に英国で設立しました。活動の目的は、今後あらゆる分野で活躍するエンジニアやデザイナーの育成支援、将来を考...
  • 北海道教育大学名誉教授安藤 豊
    • 2012/12/22
    • 教育オピニオン
    • 社会
    1.四海波高し
    平成22年9月の中国漁船衝突事件、そして11月と翌年7月のロシアのメドベージェフ大統領による北方領土・国後島への上陸、さらに本年8月の韓国の李明博大統領の竹島上陸、加えて石原元東京都知事の尖閣諸島購入方針表明に端を発した同諸島の国有化を巡...
  • 帝京平成大学地域医療学部教授望月 明人
    • 2012/12/6
    • 教育オピニオン
    • 保健・体育
    子どもたちが元気に校庭を走りまわる。子どもたちがみんなで運動をしている。いつ見てもわくわくさせられる光景ではないだろうか。額に汗をにじませ、笑顔いっぱい、ときには真剣なまなざしで思い思いに体を動かしている。自由で気ままではあるけれど、そんな子ど...
  • 岡山県真庭市立月田小学校教頭小林 幸雄
    • 2012/11/15
    • 教育オピニオン
    • 学校経営
    1.我が校の日常的な光景
    昨日も夕闇迫るころ、一人の女性教師から研究授業の指導案について相談を受けていた。
    既に彼女は、これまで自主研修で模擬授業を3回行っていた。さらに本番の研究授業まで、あと2回模擬授業を行う予定である。
    放課後、模擬授業が自主的...
  • ―先例を利活用して「生きる力」を育む
    兵庫県立大学環境人間学部准教授木村 玲欧
    • 2012/11/1
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    • その他
    1 防災教育は面倒くさい?
    みなさんは「防災教育」と聞くと、その必要性は理屈としてはわかるものの、「面倒くさい」「何をどう教えたらよいかわからない」「地学専攻の先生しか教えられない」などと思われるかもしれません。確かに、教職課程で防災教育を受けたわ...
  • 福井県福井市森田小学校教頭吉田 高志
    • 2012/10/18
    • 教育オピニオン
    • 学校経営
    授業改善
    教頭になって5年。
    私が最も力を入れてきたのは、学校全体の授業力向上である。
    学力向上の問題、学級崩壊の問題は、いずれも授業の問題である。近年増えてきた保護者からのクレームも授業に端を発していることが多い。
    安定した学校運営、信頼される学...
  • 今こそ試される理科の力
    立命館大学産業社会学部子ども社会専攻教授山下 芳樹
    • 2012/10/4
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    • 理科
    1 30年ぶりに放射線教育が復活した
    平成23年度から、中学校理科では最後の単元「科学技術と人間」で「放射線」を扱うことになった。30年ぶりに放射線に関する記述が復活したことになる。
    扱うべき項目としては、科学技術の発展やエネルギーとの関わりとして以下の...
  • 〜生誕100年を前に
    立命館小学校教諭岩下 修
    • 2012/9/20
    • 教育オピニオン
    • 国語
    1 南吉作「ごんぎつね」の存在
    新美南吉の代表作と言えば、「ごんぎつね」を思いつくだろう。1956年に教科書掲載されて以来、延べ6000万人もの人が読んだことになるという。私も、10数回授業をした。この作品は、いろんな場面で面白い授業ができる。「読解の視点」...