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- 特集 “悔いのない教師生活”支える思想と行動
- あの時代背景があったとしても―「悔いのない教師生活?と聞かれたら」
- 初志の会と共に歩んだ私の教師生活 教育研究におけるリアリズムの追求
- 本文抜粋
- 大学の学部では哲学を専攻した。人間の自由・主体性・個性の尊重などについて、社会の在り方との関係から考えていた。当時、一九八〇年ごろ、マルクス主義はすでに思想的な魅力を失っていた。むしろ、それを語る人間のしったかぶりの教条的な態度がいやだった。いい加減さ・弱さ・卑怯さを感じていた。また、ポストモダンの…