田中ビネー知能検査Vを子どもの支援に活かす −検査の概要と結果の解釈−
- 開催地域
- オンライン
- 日程
- 2025/7/30(※要申込:7/28まで)
- 主催
- 神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
- 講師
- 吉村 拓馬 先生(鎌倉女子大学児童学部子ども心理学科 講師)
- 参加対象
- 幼児・保育/小学校/中学校
- ジャンル
- 特別支援教育/学級経営/学校経営
会場
- 名称
- Zoom
<講師からのメッセージ>
田中ビネー知能検査V(TB-5)は国内の教育機関や相談機関での子どもの知的発達の評価ツールとして活用されています。本来、知能検査は、子どもの知的水準を含めた発達の特徴を把握し、普段の生活を送るうえでのヒントや支援の手がかりを得ることを目的に実施されるべきものです。
しかし、検査の性格から、IQの算出が主たる(あるいは唯一の)目的となってしまっているきらいがあるように感じられます。また、子どもの特徴の類型化がされにくい、本来の目的が十分に果たされにくい…ということもあるように思われます。検査自体の特徴やその数値が意味するところや各検査項目が見ようとしている力を熟知したうえで、検査中の子どもの行動をしっかりと観察すること、日々の生活の中での様子も踏まえて検査結果を読み取ることができれば、さらに活用していくことができるように思います。
このセミナーでは、TB-5の数値の特徴や“補正”についてお伝えするとともに、検査項目の反応や行動観察を通じた発達特性の把握、結果の解釈についてお話しします。あわせて、具体的な支援への活用について、事例を通じて皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
なお、時間的な制約から一つ一つの検査項目を紹介することはできません。そのため、今回のセミナーは参加者として「普段からTB-5を実施しており、各検査項目を知っている方」を想定した内容になっています。
このセミナーは、検査実施者向けの内容です。
<担当講師>
吉村 拓馬 先生(鎌倉女子大学児童学部子ども心理学科 講師)
▼講師プロフィール
山口県山口市出身。筑波大学大学院修了。公認心理師、臨床発達心理士。関東圏の地方自治体の心理職、横須賀市療育相談センター心理士を経て、2022年4月より現職。立正大学非常勤講師を兼務。専門は子どもの発達アセスメント、障害者・障害児心理学。知能検査・発達検査、およびその活用に関する実践的研究を行っている。著書に『季刊・公認心理師』(共著/共同出版)、論文に「発達障害のある子どもの田中ビネーVの知能指数の特徴と補正方法」、「療育手帳判定における知能検査・発達検査に関する調査」、「全国の児童相談所における療育手帳制度に関する調査」がある。
内容や申込方法などの詳細はこちらをご確認ください。
https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_summer2025_information
田中ビネー知能検査V(TB-5)は国内の教育機関や相談機関での子どもの知的発達の評価ツールとして活用されています。本来、知能検査は、子どもの知的水準を含めた発達の特徴を把握し、普段の生活を送るうえでのヒントや支援の手がかりを得ることを目的に実施されるべきものです。
しかし、検査の性格から、IQの算出が主たる(あるいは唯一の)目的となってしまっているきらいがあるように感じられます。また、子どもの特徴の類型化がされにくい、本来の目的が十分に果たされにくい…ということもあるように思われます。検査自体の特徴やその数値が意味するところや各検査項目が見ようとしている力を熟知したうえで、検査中の子どもの行動をしっかりと観察すること、日々の生活の中での様子も踏まえて検査結果を読み取ることができれば、さらに活用していくことができるように思います。
このセミナーでは、TB-5の数値の特徴や“補正”についてお伝えするとともに、検査項目の反応や行動観察を通じた発達特性の把握、結果の解釈についてお話しします。あわせて、具体的な支援への活用について、事例を通じて皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
なお、時間的な制約から一つ一つの検査項目を紹介することはできません。そのため、今回のセミナーは参加者として「普段からTB-5を実施しており、各検査項目を知っている方」を想定した内容になっています。
このセミナーは、検査実施者向けの内容です。
<担当講師>
吉村 拓馬 先生(鎌倉女子大学児童学部子ども心理学科 講師)
▼講師プロフィール
山口県山口市出身。筑波大学大学院修了。公認心理師、臨床発達心理士。関東圏の地方自治体の心理職、横須賀市療育相談センター心理士を経て、2022年4月より現職。立正大学非常勤講師を兼務。専門は子どもの発達アセスメント、障害者・障害児心理学。知能検査・発達検査、およびその活用に関する実践的研究を行っている。著書に『季刊・公認心理師』(共著/共同出版)、論文に「発達障害のある子どもの田中ビネーVの知能指数の特徴と補正方法」、「療育手帳判定における知能検査・発達検査に関する調査」、「全国の児童相談所における療育手帳制度に関する調査」がある。
内容や申込方法などの詳細はこちらをご確認ください。
https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_summer2025_information