研究会情報
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児童・生徒の見方を変えると教師の指導行動が変わる−授業場面での困りごとを中心に−
開催地域
オンライン
日程
2025/7/29(※要申込:7/27まで)
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
鹿嶋 真弓 先生(立正大学心理学部臨床心理学科 教授)
参加対象
小学校/中学校/高校・大学・その他
ジャンル
特別支援教育/学級経営/授業全般

会場

名称
Zoom

<講師からのメッセージ>
このセミナーでは、授業場面での児童生徒の気になる行動の理解とその対応について、心理学的視点をもとに、私たち教師ができることを具体的に探っていきます。その具体的場面から、教師の指導行動の最大公約数を見つけ、抽象化することであらゆる場面での対応力が磨かれていきます。

私たちから見て「困った子」は、実は本人が「困っている子」です。できていることに目を向けると、これまで見えなかったことが見えてくるかもしれません。ほんの少し見方を変えるだけで、児童生徒への言葉かけや対応、児童生徒との関係にも変化が起きます。小さな変化は、やがて大きな変化へとつながります。どこに変化を起こすか、まずはよく観察することです。すでにできていることやできるようになったことにすかさず声をかけることが大切です。私たちにできることは、児童生徒に太鼓判を押すことです。大好きな先生からの太鼓判は児童生徒に自信と勇気を与えます。

受講される方は「気になるあの子の気になる行動」を思い浮かべて参加してみてください。きっと、得たいものが得られるはずです。そして、そのコツがわかると、試しにやってみたくなり、9月からの授業が待ち遠しくなることでしょう。

<担当講師>
鹿嶋 真弓 先生(立正大学心理学部臨床心理学科 教授)

▼講師プロフィール
広島県生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科修了。博士(カウンセリング科学)。公立中学校教諭、逗子市教育委員会教育研究所長、2013年1月より高知大学教育学部准教授、教授を経て、2019年4月から現職。専門は、カウンセリング心理学、教育相談、学級経営。学級づくり、授業づくり、人づくりについてのワークショップを実施。主な著書は『ひらめき体験教室へようこそ』(図書文化)、『教師という生き方』(イーストプレス)、『30分で会議が終わる! 職員室に変化を起こすブリーフミーティング』(学事出版)、『子どもの言葉で問いを創る授業』(学事出版)、『知って広がる教師の世界』(北樹出版)他、著書論文多数。2016年秋、TILA教育研究所を高知市にて設立。http://tila.main.jp/

内容や申込方法などの詳細はこちらをご確認ください。
https://form.dr-seminar.jp/lps/asgzdk/kanagawald_summer2025_information