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言葉による見方・考え方を育てる 中 ・高国語科「読解方略」活用ワークショップ―授業で使える「読み深めカード」の提案 芥川龍之介「羅生門」冒頭編
「言葉による見方・考え方」を働かせることを促す教具を提案と活用の体験
開催地域
オンライン
日程
2022/3/5(※要申込:2022/3/5まで)
主催
犬飼龍馬
講師
犬飼龍馬
参加対象
中学校/高校・大学・その他
ジャンル
国語/学習指導要領・教育課程/授業全般

本ワークショップは参加無料です。
お申し込みは下記リンクからお願いします。
https://www.kokuchpro.com/event/33588048dcb9bc0f665d38a710851ea8/

2017〜2019年告示の新しい学習指導要領では国語科の目標を「言葉による見方・考え方を働かせ、言語活動を通して、国語で的確に理解し効果的に表現する資質・能力」としています。本ワークショップは、この「言葉による見方・考え方」を働かせることを促す教具「読み深めカード」を提案します。また、その教具の活用を体験していただきます。

「読み深めカード」は「言葉による見方・考え方」を古くからある読解方略(読み方)と捉え、それを48枚のカードに明示した教具です。読解方略には例えば、「対比して考える」などがあります。文章に登場する人物や事物を対比して、互いの特徴をより明確に捉えることを促す読解方略です。例えば太宰治の「走れメロス」においては、メロスとディオニス王を対比し、互いの人物像をより明確に捉えることができそうです。

このような読解方略、「言葉による見方・考え方」をカードにすることで、学習者が指導者に指示された「言葉による見方・考え方」を活用するのではなく、自身で「言葉による見方・考え方」を選択して活用し、より主体的に「読み」を促進できるように促します。

ワークショップでは最初の20分弱、こちらから「読み深めカード」の説明をさせていただき、その後30分程度、参加者でカードを活用しながら、具体的な作品の「読み」を対話できればいいなと思っております。

今回の題材は芥川龍之介の「羅生門」の冒頭です。冒頭で語られる登場人物の設定、時間・空間の設定をみなさんで検討しましょう。

ご参加お待ちしております。