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通級・特別支援学級の現場から学ぶシリーズ 発達凸凹のある子どもの強みを活かす支援−あんドーナツ支援 と のりしろ連携−
開催地域
オンライン
日程
2022/1/29(※要申込:2022/1/27まで)
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
岡田克己先生(東京都狛江市立狛江第三小学校 自閉症・情緒障害特別支援学級教諭)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/授業全般/学級経営

1/29(土) 21:00-23:00 (20:40 受付開始)
通級・特別支援学級の現場から学ぶシリーズ
発達凸凹のある子どもの強みを活かす支援−あんドーナツ支援 と のりしろ連携−

※申込方法等の詳細についてはこちら
http://www.246.ne.jp/~kanald/online.html

講師: 岡田克己先生(東京都狛江市立狛江第三小学校 自閉症・情緒障害特別支援学級教諭)

[講師からのメッセージ]
私はこれまで、公立小学校において、「本人中心の支援」「人の重なりのある支援」「強みを活かす支援」の3つの理念を大切にした特別支援教育の実践を行ってきました。今回はその実践をご紹介します。合言葉は、「Nothing About Us Without Us(私たちのことを私たち抜きに決めないで)」です。本人不在のドーナツ化現象が起きている学校現場の改善を図り、本人の願いや思いがぎっしりと詰まった「あんドーナツ」支援の実践を紹介します。また、特別支援教育における校内連携や多業種連携の在り方のコツとして「のりしろ」連携についてもご紹介します。

【岡田克己先生のプロフィール】横浜市立小学校特別支援学級、通級指導教室、コラボ教室(2E教育通級)、横浜市教育委員会指導主事、東京都狛江市立狛江第三小学校の通常学級を経て現職。 著書は、ソーシャルスキルトレーニング実践教材集(共著)ナツメ社、イラストでわかる特別支援教育サポート事典「子どもの困った」に対応する99の事例(分担執筆)合同出版、発達障害のある子どもと周囲との関係性を支援する(分担執筆)中央法規など。

[かなエルからオススメのひとこと]
子ども中心の支援を常に心がけている岡田先生。本人の学びや、本人が取り組みたいことを扱うことの意味について、我々に問いかけてくる先生の真摯な姿勢から学ぶことは多く、そして深く考えさせられます。岡田先生がご自身の実践を語られるとき、そのほとんどの時間はユニークで面白く、楽しい活動のように見えますが、それは表面に浮かび上がってきたほんの一部なのかもしれません。岡田先生の真摯な姿勢に触れるたびに、ワザの基盤にある確固とした哲学が見え隠れします。あくまでも主語は子どもであり、その確固とした哲学は都度更新され、その先にある実践につながっていることを感じます。今回は、2時間という限られた時間ではありますが、岡田先生と一緒に、それぞれの現場で何が出来るのか?何をすべきか?考えていきたいと思います。