研究会情報
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自立活動における個別の指導計画PDCA −子どものストロングポイントを活かして−
開催地域
神奈川県
日程
2019/7/22
主催
神奈川LD協会(公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会)
講師
小田浩伸先生(大阪大谷大学教育学部 教授・同大学教育学部特別支援教育実践研究センター長)
参加対象
幼児・保育/小学校/中学校
ジャンル
特別支援教育/指導方法・授業研究/評価・指導要録
7月22日(月) ★セミナーコード103★ / 研修室121−123(12階) きほんのき講座


自立活動における個別の指導計画PDCA −子どものストロングポイントを活かして−


10:00-11:15 講義1  複合化した多様なニーズのある子どもの理解と支援
11:30-12:45 講義2  自立活動の基本的な考え方と意義−6区分27項目との関係−
13:45-15:00 ワーク1 アセスメントから目標設定までの作成
15:15-16:30 ワーク2 実際の指導と評価


Invited Speaker 小田浩伸先生(大阪大谷大学教育学部 教授・同大学教育学部特別支援教育実践研究センター長)


小田先生からのメッセージ

 障害等によって日常生活や学習場面において様々なつまずきや困難が生じる児童生徒には、小中学校等の教育における心身の発達の段階等に即して系統的・段階的に教育していくだけでは十分とは言えないことから、特別支援学校では、個々の障害による学習上又は生活上の困難を改善・克服するための指導として、自立活動の指導領域が位置付けられています。

 今回の学習指導要領の改定では、小中学校においても発達障害を含めた、複合化した多様なニーズのある児童生徒が多く学んでいる現状から、特別支援学級や通級指導教室による指導においても、自立活動の指導を取り入れる必要性が明記されました。この自立活動の指導にあたっては、的確なアセスメントのもと、指導目標を決めて、指導内容を6区分27項目から選定し、それらを相互に関連付けて具体的に設定した個別の指導計画を作成して展開することになっています。

 私は、前職で肢体不自由・知的障害の特別支援学校において18年間自立活動を担当してきた経験を踏まえ、自立活動の基本的な考え方と意義を整理し、個別の指導計画の作成から評価までの実践ワークを通して講義とワークを進めていきます。

 この夏も、皆さんと一緒に学びを深めながら目の前の子どもたちの支援の一助になればと願っています。よろしくお願いします。

【小田浩伸先生のプロフィール】特別支援教育士SV、学校心理士SV。心理リハビリテイションSV、兵庫教育大学大学院学校教育研究科(障害児教育)修了。大阪府立支援学校に勤務。その後、大阪府教育センター指導主事を経て、現在は大阪大谷大学教育学部教授・特別支援教育実践研究センター長。専門は、特別支援教育、発達障害、自立活動、授業改善。大阪府教育振興基本計画審議会委員、大阪府内外の教員研修会び学校巡回相談などの講師。主な著書に、『高等学校における特別支援学校の分校・分教室』(ジアース教育新社)他。

※申込方法等の詳細については、当協会HPをご覧下さい。
http://www.246.ne.jp/~kanald/