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【特別インタビュー】安次嶺隆幸が語る教育書電子書籍のリアル
私立暁星小学校教諭安次嶺 隆幸
2014/10/31 掲載
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 現在明治図書オンラインで半額キャンペーン開催中の【電子書籍】について、『100の格言シリーズ』等の人気著者でありICTへの造詣も深い安次嶺隆幸先生へインタビューをさせて頂きました。

安次嶺 隆幸あじみね たかゆき

私立暁星小学校教諭。
公益社団法人日本将棋連盟学校教育アドバイザー。私学教育研究会(あいすの会)主宰。若手教育格言サークル「あったか会」代表。
「子ども達とともに(私の教育格言集)」のテーマで、「フューチャー・ドリーム☆子どもサポート研究所」等、富山、神戸、名古屋、東京、埼玉、横浜など全国各地で講演、発表、セミナーを行う。
また、将棋では、中学1年のとき、第1回中学生名人戦出場。その後、プロの剣持八段の門下生として弟子入り、中高と奨励会を受験。将棋の英春流アマ強豪の鈴木英春氏の直門弟子でもある。現在、公益社団法人日本将棋連盟の学校教育アドバイザーとして、各地で「子ども将棋教室」をボランティアで開催。学校教育への将棋の教育的意義を提唱。

―昨今、電子教科書を初めとして、教育の世界でも「電子書籍」が話題になることが多くなっています。先生は「電子書籍」について、どのようなイメージをもたれていますか?

 当初「電子書籍は電池が切れたらしょうがないじゃないか!」と否定的でした。これが教員の良くない点です! 自分のやり方から抜け出すことをできるだけ避けて、新しいものを否定する眼です。
 しかし、実際に今は機器が進化しています。そして何冊もの書籍がとても手軽に手に入ります。いつでも書店が居間にあるのです。これは忙しい教員にとっては最大の利点です。やはり、「まずは試してみる!」その一歩が大事なのですね!(反省)

―実際に電子書籍化された著作をご覧になって、どんな感想を抱きましたか?

安次嶺隆幸先生の著作Kindle閲覧イメージ  これは是非、実際に手にとって見てください。まずはとても見やすいことです。文字の大きさやフォントも変えられますし暗い場所でも読むことができます。
 教員にとっては隙間時間にちょっとしたヒントをもらえることが紙の書籍よりも多くあるように感じます。たとえば検索で言葉を拾い集めて、自分のオリジナルの授業導入に活用できたりします。


―先生は普段、どのような機器で電子書籍を読んでいるのでしょうか?

 これは様々な機器ですぐ読めるようにしています。何冊入れても重さは変わりませんからね!
 まずはタブレット端末に全ての電子書籍を入れています。また通勤時や隙間時間の活用にスマートフォンにも入れています。また、ノートPCにも入れて、著作権の範囲内で印刷可能な箇所を紙でまとめたりしています。
 授業の構築にヒントをもらっています。

―安次嶺先生の電子書籍の活用シーンを教えてください

安次嶺隆幸先生近影 前のお答えに続きますが、実際に授業に入る前に子どもたちに話すネタや授業展開、まとめへの指針に活用させてもらっています。
 また、授業が終わった後や一日の始まり、ちょっとした空き時間に電子書籍はおすすめです! 特に明治図書で電子書籍化されているものは見開きで見やすいものが多いのでお薦めですね!


―電子書籍を利用して、今後こういう事がしたいという展望、或いはこういう機能が欲しいという要望などはありますか?

 実はわたくしの拙著での最終確認でいつもやっていることなのですが、原稿を機器に読んでもらうことをしています。耳で聞くことで読み手の気持ちになって少しでもいいものを届けたいからです。是非標準で《電子書籍で聞く》ことも可能になるといいと思います!
 また、電子書籍閲覧機器の多くはネットにも繋がっていますので、読後にその著者か編集部へ、端末から直接感想が送れるといいと思います。拙著「世界一シリーズ(格言集)」でも実現したのですが、そうした繋がりから全国のやる気のある教員が集って、次の企画に繋がることも可能です。
 紙の書籍のいいところも大切にしながら、電子書籍も共存していけたらいいと思っています。

(構成:花田)

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