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平成22年度特定の課題に関する調査(英語)を実施―国研
kyoikujin
2010/11/29 掲載

 国立教育政策研究所は19日、「平成22年度特定の課題に関する調査(英語)の調査問題の概要」を公表した。
 この調査は、11月8〜19日にかけて、全国の国公私立の中学校の中から無作為に抽出された約100校の中学3年生約3000人を対象に行われた。

 調査では、現行の中学校学習指導要領の外国語科(英語)に基づいた「書くこと」について、調査問題の例1のような英語でまとまった文章を書く力や、調査問題の例3のような書くための基礎的な力の状況を見る問題などが出題された。

調査問題の例(1)

 日本を訪れるとしたら夏と冬のどちらがよいかを、イギリスの友人にメールで尋ねられました。あなたならどちらの季節を勧めますか。解答用紙にある英文 I think (summer / winter) is better.の(  )内のどちらかの季節を○で囲み、そのあとに続けて、あなたの考えを3文以上のまとまった内容の英語でできるだけたくさん書きなさい。(以下略)

調査問題の例(3)

 次の(1)・(2)の各文を、文字や符号などに注意して、英語の文として正しい形になるように書き直しなさい。その際、必要に応じて、このページの下の□の中から適切な符号を選んで加えること。また、(1)・(2)とも1文とすること。
(1) its an interesting story
(2) what are you reading tomoko

〈符号〉

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 この「特定の課題に関する調査」は、「教育課程実施状況調査」の枠組みでは把握が難しい内容について、児童生徒を対象としたペーパーテストまたは実技調査、質問紙調査が抽出で実施されているもので、英語については、平成17年11〜12月に「特定の課題に関する調査(英語「話すこと」)」が行われている。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
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