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子どものスリム化加速―平成21年度学校保健統計調査
kyoikujin
2009/12/21 掲載

 17日に文部科学省が公表した平成21年度の学校保健統計調査速報によると、5歳から17歳までの各年齢において、肥満傾向児の割合が前年に比べて減少していることがわかった。学校での食育などの栄養指導や保護者の健康志向が背景にあるとみられる。

 肥満傾向児の割合が最も多い15歳で11.54%から10.32%へと1.22%の減少、次に多い12歳で10.93%から10.29%へと0.64%の減少となった。ここ数年、肥満傾向児は減少傾向にはあったが、今年度は例年よりも大きな減少幅となる年齢が目立った。最も肥満傾向児が少ない5歳児でも2.82%から2.70%に減少し、全ての年齢で前年より減少する結果となった。

年齢別 肥満傾向児の割合
平成20年度 平成21年度
5歳 2.82% 2.70%
6歳 4.55% 4.36%
7歳 6.04% 5.50%
8歳 7.62% 7.30%
9歳 9.17% 8.60%
10歳 10.39% 9.54%
11歳 10.45% 9.69%
12歳 10.93% 10.29%
13歳 9.68% 8.94%
14歳 9.29% 8.89%
15歳 11.54% 10.32%
16歳 10.15% 9.75%
17歳 10.51% 9.83%

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
1件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2009/12/23 7:47:08
    こんなに急に痩せたのは不景気の影響もあるのでしょうか?
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