きょういくじん会議
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受験生の味方? 「朝カレー」
kyouikujin
2008/2/11 掲載

 私立中学の入学試験が始まり、本格的な受験シーズンを迎えているが、今年は例年より多くコンビニやスーパーで、「ウカール(カール)」「必ず!スーパー勝ップ(スーパーカップ)」「キット勝ット」など、ゲンを担いだネーミングの商品を目にする。
 しかしやはり、ゲン担ぎの食べ物の代表といえばカツである。カツカレーもそのひとつ。しかし、カレーは単なるゲン担ぎではない、という研究結果が出てきているようだ。

 日本薬科大学教授でクリニックを開業している丁宗鐵医師が、「カレーを食べると頭が良くなる」という研究結果を出した、と4日のJ-CASTニュースは報じている。カレーに含まれるカルダモンなどのスパイスが、脳内の血流量を増加させ、集中力や計算力があがるというのだ。
 このスパイスは市販のルウにも十分含まれているようで、家庭で作るカレーでも効果が期待できるらしい。
 さらに丁医師は、「夕方よりも朝食べる」ことを薦めている。朝早くから行われる試験に備えて、カレーが頭や身体の「スイッチの切り替え」の役目を果たす、という理由のようだ。
 また、カレーのスパイスは身体の抵抗力を高めるため、風邪をひきにくくなるという効果もあるとのこと。

 とはいえ、カレーはやはり朝食ではなく夕飯のメニューだ、という家庭が多いだろう。また、普段朝ご飯を食べない児童・学生が増えている中、受験日の朝にカレーライスを食べて、乗り慣れない通勤電車に乗ったら気持ちが悪くなった…などという事態にもなりかねない。
 そこでお薦めしたいのが「カレースープ」だ。さらさらとしたスープであれば、朝でも飲みやすいし身体も温まる。私が受験生だったころ、試験本番の朝、緊張でろくに朝食もとれないときには、母親が消化のよいスープだけでも…といって温かいスープを作ってくれた。
 中学・高校受験シーズンの今、「カツ」カレーとはいかないまでも、ぜひ愛情のスパイスを加えた「カレースープ」を試されてみてはいかがだろうか。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
3件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2008/2/12 12:47:41
    我が家の朝カレーは、前の晩残りの場合が多いです…。
    • 2
    • 名無しさん
    • 2008/2/12 17:44:20
    前の晩に「カレー鍋」を食べて、翌朝にそれを「カレー雑炊」にするなんてどうでしょう?
    • 3
    • 名無しさん
    • 2008/2/13 9:34:04
    「カレー雑炊」は,炭水化物もとれてさらに良さそうですね。
    でも,「カレー鍋」も珍しいですね…
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