著者インタビュー
新刊書籍の内容や発刊にまつわる面白エピソード、授業に取り入れるポイントなどを、著者に直撃インタビューします。
音楽授業で一生響き続ける音や感動を伝えよう!
大分県由布市立西庄内小学校首藤 政秀
2017/9/20 掲載
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今回は首藤政秀先生に、新刊『スペシャリスト直伝! 小学校音楽科授業成功の極意』について伺いました。

首藤 政秀しゅとう まさひで

1968年2月生まれ。高校・中学の講師、他業種を経て、現在大分県由布市立西庄内小学校教諭(研究主任)に。各界のスペシャリストを招き、子どもに「本物」を出逢わせる「出逢いの授業」をライフワークとしている。また、「音」を聴くコミュニケーションを軸にした「音学(おとがく)」を提唱。
草場一壽氏(陶彩画家・絵本作家)監督のドキュメンタリー映画「いのちのまつり〜地球が教室」ほかドキュメンタリー映画3本に出演。
過去、『授業力&学級経営力』「明治図書ONLINE教育zine」にて連載を担当。

―「学級経営は音楽を中心にするとうまくいく」と本書表紙に書いてありますが、音楽と学級経営は、どんな関係があるのでしょうか。

 「上向きになったコップに水は注げます」子どものメンタルが良い状態だと、色んな物を吸収できます。またその子(個)の状態が良ければ自然と学級(集団)の状態もうまく行きます。音楽にはそんな力があります。

―本書に「『ピアノ弾けないから、音楽教えるの絶対無理!』という先生にこそ読んでいただきたい!」と書かれています。音楽が苦手な先生に向け、本書の活用方法を教えてください。

 「先生が得意な教科を子どもは好きになる」という現象があります。反対もまた然り。今ではちょっとピアノも弾けるようになりましたが、元々は弾けなかった私なので、弾けない先生の苦手意識はよくわかります。だからこそ、読んで実践できる「やり方」と「在り方」を書いています。あとは実践あるのみ。

―本書では、様々な分野の方とコラボした活動を盛り込んだ授業例も紹介されていますね。学校外の活動を音楽授業へ盛り込むためのポイントをぜひ教えてください。

 先生自身が自分の興味や好きなもの対象を拡げることですね。まずはテレビやラジオで聴いた音楽、ネット上にある音源などをチェックし、実際のライブやコンサート、イベントやワークショップなどに参加することをお薦めします。何か行動していると素敵な人や感動できる音楽などに出逢うことができます。あとは。先生自身が味わった感動や喜びを子どもにどう伝えるか? その先生の「思い」が形にしてくれます。

―これから秋に向け音楽会などがある学校も多いと思います。学級担任ならでは!の指導のアドバイスをお願いします。

 目の前の子どもが、ステージで演奏し終わったあとどんなに素敵な顔でステージに立っているかという想像ができるのは、他でもない子どものことを一番よく知る担任だと思います。どんな曲に出逢わせるか、その曲に子どもをどう向かい合わせるか、ステージ上で拍手喝采を受ける子どもの晴れ晴れとした姿をイメージして指導に関われること、それが強みだと思います。

―最後に全国の先生へメッセージをお願いいたします。

 私の若い頃はこの明治図書が発行する数々の書籍を片っ端から購入し、読んでは実践、読んでは挑戦を繰り返しました。他の先生の実践をまねすることで自分のスタイルができ、その後オリジナルの実践を生み出していった歴史があります。
 つたない私の実践の紹介ですが、この本の執筆にあたり多くの素晴らしい先生方の実践も紹介しています。この本をぜひ手に取っていただき実践されてください。その先の子どもの笑顔に出会えること祈念しています。

(構成:木村)
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