特別支援教育の実践情報 2025年8月号
100均から生成AIまで生かしてつくる授業教材

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特別支援教育の実践情報 2025年8月号100均から生成AIまで生かしてつくる授業教材

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ジャンル:
特別支援教育
刊行:
2025年7月7日
対象:
小・中・高
仕様:
B5判 74頁
状態:
在庫あり
出荷:
2025年9月9日

目次

もくじの詳細表示

特集 100均から生成AIまで生かしてつくる授業教材
特集について
子供に効果的な教材のつくり方・用い方
立松 英子
使い方いろいろ! 100均グッズの活用術
杉浦 徹
教材づくりに役立つ! 最新アプリの活用術
関口 あさか
生成AIを活用する上での注意点
山ア 智仁
授業をもっと楽しくする教材&活用アイデア
実物操作課題
(1)特別支援学校 国語/ミュージックパネルシアターで「右から○番目!」
秋長 陽和
(2)特別支援学校 国語/100均グッズで平仮名読みを段階指導!
柞磨 歩
(3)特別支援学校 算数・数学/お弁当づくりで数の理解
神谷 健太
(4)特別支援学級 算数・数学/わりばし入れ(太い・細い)&なんばんめ(上下左右・物の位置)
樋浦 伸司
(5)特別支援学校 自立活動/実物教材を使い,個々のわかり方を知る
長沼 潤子
絵カード教材
(1)特別支援学校 算数・数学/絵で学ぶ“数”の世界
本吉 大介
(2)通級指導教室 自立活動/小さい「ゃゅょ」もスッと身につく!夢中で学べる拗音カードゲーム
村井 泰志
プリント教材
(1)特別支援学級 算数・数学/100までのかず&1000までのかず学習プリント
松本 美紗江
(2)通級指導教室 自立活動/「プレ漢字ワーク」を使った漢字学習の支援
増田 純子
(3)通級指導教室 自立活動/きもちにじゅんばんをつけよう
尾形 俊亮
デジタル教材
(1)特別支援学校 国語/どうぶつパーティー
金野 楓子
(2)特別支援学校 算数・数学/スライドの作成
黒田 一之
(3)特別支援学級 生活単元学習/楽しみながら知識の定着を図る「Kahoot!」の活用法
石出 春陽
(4)特別支援学級 自立活動/生成AIで個別最適な自立活動
中村 めぐみ
(5)通級指導教室 自立活動/アプリで音読の支援
村田 恵
アイデアいっぱい・誰にでもできる指導法
行動上の問題にチームで効果的に支援をする方法
米田 遊
〜PTR(Prevent-Teach-Reinforce)モデルを活用した具体的な支援の実践例〜
授業を面白くする手作りグッズ
触って実感! 見て実感! ぴったり10カード
小林 涼介
楽しく学ぶ 発音練習の指導アイデア教材
山下 弘恵
子供イキイキ・学習活動
【自立活動】友達に関わろうとする子供が育つ自立活動
吉田 忠正
〜みんなで運んでオニを倒そう!〜
トピックス (第113回)
「中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会 教育課程企画特別部会」
平沼 源志
子供とのかかわりを変える言葉選びのコンセプト・メイキング (第5回)
偽りの成功体験がもたらすイラショナルビリーフ
川上 康則
ホワイトボード・ミーティング(R)でつくる「個別の指導計画」 (第5回)
子供と振り返る―定例進捗会議
田中 雅子ちょん せいこ
心理学的テクニックを活用した子供の課題解決アプローチ (第5回)
我慢しすぎる子供
小西 一博
〜【おすすめの心理学的技法】感情表出トレーニング〜
「ことばの教室」の担当になったら「ことばの遅れ」の指導 基礎基本 (第5回)
指先を使おう
阿部 厚仁
知的障害者用教科書―星本―を活用した授業実践 (第5回)
【生活☆☆】
田上 幸太
〜わたしたちのまち(pp.78〜81)〜
通常の学級の教科指導 個に応じた配慮 (第5回)
社会科における困難への支援
柳橋 知佳子
学びの土台を育む運動あそび (第5回)
指示が理解できるようになる運動あそび
堂面 勝哉
子供を育む「手づくり教材」アイデア (第11回)
[ことば・コミュニケ―ション]くるっとことば遊び/[ことば・コミュニケーション]表情・ことばマッチング
ごーや
特別支援学級の教室づくり&アイテム (第11回)
自立活動の学びを生かした教室環境
いるかどり
写真で見る 工夫がキラリ★教室環境づくり・校内環境づくり (第44回)
生徒も教師もICTを活用して協働で掲示物を創る
寺西 祥彦
〜デザインツールCanvaを活用した生徒参加の校内環境づくり〜
編集後記
三浦 昭広朝日 滋也

編集後記

 特別な教育的支援を必要としている児童生徒一人一人の障害や実態に即した指導を効果的に展開するには、教材の工夫が欠かせません。教材を工夫することで個に応じた指導の充実が図られます。そのことにより、児童生徒の興味関心が高まり、学びに向かう意欲が向上します。さらに、理解が深まることが期待できます。しかし、個別最適な学びの充実につなげるには、各教科等で児童生徒が、何をどのように学ぶのか、何のために、どういう視点で教材を作るのか。それが児童生徒の学びや生活にどうつながるのかをしっかり意識することが重要です。

 現在、GIGA端末や1人1台端末の導入により、タブレット端末などのICTを活用し、アプリなどを教材とすることが進んでいます。

 また、直近では生成AIの急速な進化と利活用の広まりにより、生成AIを学校現場で利活用することが話題になっています。令和6年12月に示された「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン」には、生成AIについて、児童生徒の学習場面においても、一人一人のニーズや特性に合った学びを実現したり、新たな視点やより深い視点の出力から学びをより一層深めたりするなどの利活用が進むことが予想されるとあります。

 そこで本号では、「100均から生成AIまで生かしてつくる授業教材」と題して特集しました。教材は、授業の要の一つです。授業での指導場面は、集団指導及び個別指導があります。本特集を参考にして、指導場面に即した教材、関連付けた教材を工夫し授業の充実を図ってください。

 さらに、児童生徒の実態把握に基づき、身に付けたい力についての3観点をしっかり意識した教材を活用してほしいです。

 よりよい教材作成は教師の重要な専門性です。児童生徒が楽しく主体的に学習できるようにしてください。そして、用意した教材で学ぶ、児童生徒を思い浮かべて準備することが大切です。

 夏季休業中は教材作成するための時間をもつには、よいタイミングです。児童生徒がわくわくするような教材の作成を願っています。


   /三浦 昭広・朝日 滋也

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