LD,ADHD&ASD 2021年10月号
GIGAスクール時代の「ハイテク&ローテク」な合理的配慮

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LD,ADHD&ASD 2021年10月号GIGAスクール時代の「ハイテク&ローテク」な合理的配慮

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電子版予価: 891円(税込)

12/21刊行予定

ジャンル:
特別支援教育
刊行:
2021年9月21日
対象:
小・中
仕様:
B5判 70頁
状態:
在庫あり
出荷:
2021年10月20日

目次

もくじの詳細表示

特集 GIGAスクール時代の「ハイテク&ローテク」な合理的配慮
特集について
金森 克浩
〈提言〉特別支援教育で活用するテクノロジーとは?
金森 克浩
〈提言〉GIGA時代の学校教育で活用したいクラウド・Wi-Fiシステム
三井 一希
〈提言〉子どもたちの指導にICTが使えるようになるまでのポイント
小川 修史
〈実践〉テクノロジーを活用した合理的配慮事例
タブレットを使った学びのアイデア
書きの困難と不注意のある子を支えるデジタル計算用紙
井上 賞子
読む・書く・聞く・話すの苦手さへの「わかる,伝わるiPadの活用」
田中 勤子
学習者用デジタル教科書が学びを変える―読む・書くを支える―
鈴木 秀樹
見えにくさのある子どもへのタブレット活用―盲学校での実践―
高籏 美華
テーマをもとに推論し,アイデアを表現するためのICT活用
海老沢 穣
英語の読み書きが苦手な生徒の学びをICTで保障する
関口 あさか
タブレット以外のICTを使った学びのアイデア
子どもたちの思考のお助けマン!「電子黒板」
牛丸 真子
GIGAスクール時代の実物投影機の活用―大きく映してわかりやすい「聞く」ことの支援―
青山 茂行
「持ち物管理への困難さ」や「スケジュール管理の困難さ」への対応
岡本 崇
自分の思いがもてるプレゼンテーションソフトを活用した音楽づくり
小川 貴代
「その子らしく」学びに向かうためのデジタルカメラの活用―読む・書く・聞く 苦手さのある児童への支援例―
鉄井 史人
ICT以外の学びのアイデア
子どもたちの「書く」ことを支えるお助けグッズ―楽に,楽しく,思いのままに書き綴るために―
木田 啓二
あなたにピッタリ,カスタマイズ定規
冨永 由紀子
確認する手立てをもたせるローテクによる合理的配慮
伊藤 陽子
コンパスが苦手な子どもへの「くるんパス」―書く・計算するに対応―
山田 充
ESSAY
障がいは一つの個性
今井 絵理子
街の中のユニバーサルデザイン (第7回)
観光施設・道の駅のユニバーサルデザイン
高橋 儀平
発達障害の子どもに役立つ!ちょこっと支援の教材・教具 (第31回)
コンパスでちょこっと支援
杉浦 徹
発達障害のある子の指導に役立つ実行機能講座 (第3回)
実行機能の個人差と重要性
森口 佑介
ハジメテ先生のためのICT活用の授業づくり入門 (第3回)
デジタル図書を活用しよう
金森 克浩
心理検査を活用したアセスメントバッテリーの組み方 (第3回)
LDの可能性がある場合のテストバッテリー
鳥居 深雪
英語教育のユニバーサルデザイン (第11回)
英語の「音素」の操作にチャレンジ!―音から文字への接続―
村上 加代子
ワーキングメモリーを支える学習支援 (第7回)
漢字を覚えることに苦手意識をもつ児童の教科学習「国語」
立田 江利
〜興味と「できそうだ」という気持ちを生かして〜
特別なニーズをもつ子どもの心へのアプローチ (第3回)
「なんで」から「一緒に生活する」へ
前川 あさ美
一度は手にしたい本
学びをめぐる多様性と授業・学校づくり(宇野宏幸・一般社団法人日本LD学会第29回大会実行委員会編著)/発達障害・知的障害のための合理的配慮ハンドブック(土橋圭子・渡辺慶一郎編)
井澤 信三
特別支援教育ステップアップ講座 (第14回)
コロナ禍における医療から見た子どもたち
中村 由紀子
S.E.N.S支部会紹介 (第15回)
福島支部会
山口 由美子
沖縄支部会
比嘉 展寿
SENS for S.E.N.S (第26回)
S.E.N.Sになって
子どもから学ぶチームでむかう
田中 麻理子
仲間とのつながりから自分を高めて
印田 幸代
特別支援教育士資格認定協会からのお知らせ
編集後記
金森 克浩

特集 GIGAスクール時代の「ハイテク&ローテク」な合理的配慮

 発達障害のある子どもたちが学ぶ上では,より丁寧な教え方が必要です。しかし,教え方や授業をする上では教科書や黒板の使い方をわかりやすくするだけでは十分ではないでしょう。様々な教材や教具を使った指導の工夫が必要です。その中でも最近注目されてきているのがICT(情報通信技術)を中心としたテクノロジーです。ICT機器を活用することで,読みや書きに苦手さをもつ子どもたちが学びに参加できるようになった事例も増えてきました。また,ICT機器のような高度なものだけでなく,鉛筆を持ちやすくして,字を書くことを支援する補助具のようなものもあります。これらは支援機器,支援技術(AT:アシスティブテクノロジー)と呼ばれています。

 こういった機器の活用は,使い方の難しさなどもあり,なかなか認知されにくいようです。しかし,障害者差別解消法やインクルーシブ教育システムなど,世の中が大きく変わってくる中で,GIGAスクール構想で見られるように,国でもそういった機器を積極的に活用していこうとしています。そこで,本特集では合理的配慮としてのテクノロジーの活用について,ローテクといわれる身近な文房具の利用からICTを使ったハイテクといわれるものまで様々なものを紹介しました。

 さて,どうしてもICTの活用というと「苦手だな」と思われる先生も多いでしょう。しかし,子どもたちは先生以上に「困っている」のです。ぜひ先生の「困っている」ことを解消した上で,子どもたちの「困っている」を解決してください。


   帝京大学教育学部教授/金森 克浩

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      明治図書
    • 鳥居先生のアセスメントバッテリーの組み方の連載が大変勉強になりました。ワーキングメモリーを支える学習支援の今号の事例の子が、その子に合った学習法が見つかってよかったと思った。
      2021/10/630代・小学校教員

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