実践国語研究 2019年3月号
道徳・英語・短時間学習・配当漢字―移行期の授業づくり4つの視点

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実践国語研究 2019年2・3月号道徳・英語・短時間学習・配当漢字―移行期の授業づくり4つの視点

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ジャンル:
国語
刊行:
2019年1月17日
対象:
小・中
仕様:
B5判 74頁
状態:
絶版
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目次

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特集 道徳・英語・短時間学習・配当漢字―移行期の授業づくり4つの視点
特集について
視点1 国語科と道徳科との関連
提言
【国語科の視点から】国語教育と道徳教育の適切な関係を考える
岩ア 淳
【道徳科の視点から】道徳の学びと国語の接点
柴崎 直人
事例
小学5年/心にGOOD!な一文を紹介しよう
森谷 慎平
小学6年/卒業に向けて命を見つめる
望月 克哲
中学2年/言葉の学びを基盤に,多様な視点や考えを関連付ける
赤荻 千恵子
視点2 国語科と外国語活動・外国語科との関連
提言
【国語科】国語と共に学ぶ英語
森山 卓郎
【外国語活動・外国語科】国語科と外国語科で進める言語教育
泉 惠美子
事例
小学3年/他教科連携で質の高い言語活動を!
加藤 拓由
小学5年/外国語科との関連で発表力を伸ばす!
江尻 寛正
中学2年/英語教材を用いた「国語」で日本語を見つめ直そう!
石井 明子
視点3 短時間学習の工夫
提言
短時間学習の指導の工夫
水戸部 修治
事例
小学2年/「主語」と「述語」を意識して,文を読んだり書いたりしよう
鵜飼 洋子
小学4年/家庭学習との連動で思考を整理し可視化する
山田 眞由美
小学5年/相手・目的意識をもち,意見文を書く
木村 尚史
視点4 配当漢字の指導の工夫
提言
漢字の読みと書きの指導のポイント
水戸部 修治
事例
小学5年/新しい言葉と生活をつなぐ言語活動
鈴木 美枝
新学習指導要領を踏まえた移行期の授業づくり (第6回)
付けたい力を明確にした〔知識及び技能〕の授業づくり
水戸部 修治
国語の授業が変わる教材研究の視点 (第6回)
二人の人物像
岩ア 淳
〜今月の教材「少年の日の思い出」(各社)〜
国語授業と学習のユニバーサルデザイン (第6回)
授業づくり・意欲を高める言語活動の工夫
山本 早苗
子供をぐんぐん引きつける!小・中学校の教材別導入アイデア (第6回)
小学校/大造じいさんとガン(各社5年)
井上 善弘
〜単元名…情景描写から読みを深めよう 時間…導入(第1時/全6時間)〜
中学校/「論語」(各社2・3年)
坂口 京子
〜単元名…論語の言語について考えよう 時間…導入(帯単元)〜
キーワードで読み解く!国語教育・国語授業 (第12回)
【国語教育】小中連携
吉永 安里
〜これからの小中連携を考える〜
【国語授業】短歌創作
齊藤 真子
〜主体的・対話的で深い学びへと向かう短歌創作学習〜
授業ですぐに使える! 教室掲示コレクション (第12回)
言葉の力を高め,主体的な表現へとつなぐ教室掲示
大島 千文
研究主任の仕事術―押さえておきたい基礎・基本 (第6回)
校内言語環境の整備
岩倉 智子
〜教室掲示や職員室掲示の工夫〜
国語科授業の視点に立ったカリキュラム・マネジメント (第6回)
学習用語とカリキュラム・マネジメント
田中 孝一
〜学習語彙関連教材の活用〜
編集後記
水戸部 修治岩ア 淳田中 孝一
今月取り上げた教材
2/3月号

特集 道徳・英語・短時間学習・配当漢字―移行期の授業づくり4つの視点

 今号では以下の4つの視点から,移行期の国語授業づくりのあり方を提案いたします。


【視点1】国語科と道徳科との関連

 学校教育では,常に道徳教育が行われることが求められています。国語教育と道徳教育は,昔から親和性が高いと感じている人が数多くいますが,国語教育と道徳教育の垣根のよくわからない授業が展開されている場合もあります。小学校では,道徳が教科となって1年になり,中学校では2019年度から教科となります。共通する部分と異なる部分を踏まえ,国語科ではどのようなところに留意すべきなのかを提言と実践事例から探ります。

【視点2】国語科と外国語活動・外国語科との関連

 2020年度から,外国語活動が第3・第4学年で,教科外国語が第5・第6学年で指導され,小学校第3学年から中学校の卒業まで,児童生徒は,言語に関して,国語科と共に外国語に関する学習を継続的に行うこととなりました。学校教育において広汎な指導が行われるようになった外国語に関する指導と国語科の指導をいかに連動させることが教育課程の展開として効果的かについて,教材開発,単元開発の視点から提案します。

【視点3】短時間学習の工夫

 カリキュラム・マネジメントの具体的視点の一つに,短時間学習の工夫が挙げられます。単元で育成する資質・能力の定着に向けて,補充・深化を促す効果的な学習にしていくためには,単なる機械的な練習学習に陥らないようにするとともに,単元及び各単位時間の学習と十分な関連を図ることが大切になります。ここではこうした効果的な取組をご提案いただきます。

【視点4】配当漢字の指導の工夫

 次期教育課程においては,漢字の指導基準である「学年別漢字配当表」に示された漢字が字種,字数共に見直され,県名に用いる漢字が増加しました。これらの漢字は,国語科でまず扱うことが原則ですが,社会科での学習を視野に入れておく必要があり,カリキュラム・マネジメントの意識が必要となります。移行期における漢字指導の在り方として,社会科における指導(特に第4学年の都道府県の名称と位置等に関する指導)と国語科における漢字指導とをいかに連動させるか,教材開発,単元開発の視点から提案します。

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