実践国語研究 2004年11月号
話す力・聞く力の評価ポイントを明確にする

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実践国語研究 2004年10・11月号話す力・聞く力の評価ポイントを明確にする

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ジャンル:
国語
刊行:
2004年9月17日
対象:
小・中
仕様:
A5判 140頁
状態:
絶版
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目次

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特集 話す力・聞く力の評価ポイントを明確にする
話す力・聞く力の評価ポイントを明確にする
森山 卓郎
「話す力」/評価のポイントを明確にした授業
小学校/プロセスを重視したスピーチ学習
林 理香
小学校/内容に即した工夫・努力を評価したい
川合 英彦
小学校/伝え合う意欲を意識した評価規準の吟味
石川 憲一
小学校/評価ポイントを絞り、目標を明確にする
堀切 茂行
中学校/論理的に話す力を付けるスピーチ指導
中嶋 富美代
中学校/論理的に構成する力を身につける
岩間 正則
中学校/この人を語ろう―スピーチのための取材と方法を学ぶ
大野 恵子
「聞く力」/評価のポイントを明確にした授業
小学校/聞く学習のスタートに
船津 啓治
小学校/聞く能力を高める評価の工夫
横山 真一
小学校/「聞き上手の泉」で積極的に聞く
小川 宏
小学校/「聞く姿」を意識し、評価しあう学習を
木村 眞弓
中学校/メモをとりながら聞く力をつけよう
木 徹
中学校/発表を聞いて質問しよう
高左右 美穂子
中学校/「目的をもって聞くこと」の認識と実践
飯田 和明
「話し合う力」/評価のポイントを明確にした授業
小学校/話し合い活動に生かす評価の視点と方法
西尾 三津子
小学校/立場の違いを生かした「なりきり環境会議」
黒田 英津子
小学校/進んで話し合う・話し合いで分かり合う
種子 広美
小学校/評価規準をもとに子どもに力を付ける
福岡 ひとみ
中学校/質疑応答の力を付ける
有馬 ゆかり
中学校/班の話し合い活動とその評価
梶野 明信
中学校/目的を意識した話し合いの授業
加藤 咲子
話す力・聞く力の評価/実践上の問題点を探る
小学校/「話す力」
話し手の感動に着目した評価
原田 義則
中学校/「話す力」
指導と評価を一体のものとして考える
中島 聖巳
小学校/「聞く力」
生活の中で生きる聞く力の育成を
井上 光枝
中学校/「聞く力」
「聞く力」の評価にかかる実践上の課題
岡野 健
小学校/「話し合う力」
話し合いの評価は、話し合いの指導から
小野田 文雄
中学校/「話し合う力」
話し合う力の具体を明らかに
坂本 多美枝
子どもの詩と物語 (第10回)
「太い小さなアスパラ」
佐藤 和子
自己学習を進める実践資料の展開
低学年/見たこと・感じたことをみじかいことばで
吉田 浩一
中学年/一分間スピーチ年間帯単元
松井 佳奈子
高学年/物語の構成を考えよう
森本 敦子
投稿=実践研究の広場
読みの構えを生かして
土井 理子
〜「体を守る仕組み」(光村・4年下)〜
構成力の育成をねらった授業の実際
濱本 竜一郎
〜「ケーキのCMをつくろう」〜
読者の声から―メール通信・前号評判記
創意工夫のある国語教室 (第16回)
自らを表現する子どもの育成を目指して
江口 恵子
〜北九州市立市丸小学校の実践〜
BOOK GUIDE《この本がおもしろい》
『国語力の基礎・基本を創る』(井上一郎編著)
望月 善次
『授業で使える国語発展学習プリント(全3巻)』(吉永幸司編著)
松野 洋人
いまさら聞けない国語の豆知識・素朴なQ&A (第16回)
学級文庫
佐藤 きむ
書ける子を育てる (第4回)
話すこと・聞くことに書く活動を絡める
吉永 幸司
説明力を育てる (第10回)
説明方法の自覚的活用
井上 一郎
確かな「ことば」の学びを創る (第4回)
国語教師の基礎・基本―自明のことを問い直す(1)
相澤 秀夫
国語教室のつくり方入門 (第4回)
感想を活かす(2)
尾ア 靖二
教科書の中の児童文学 (第4回)
ファンタジーとジェンダー
目黒 強
パーソナルコンピュータの活用―海外から学ぶ (第4回)
開かれる書くこと
市川 真文
豊かな表現を学ぶ学習指導の展開 (第4回)
書く意欲をもたせるために
西辻 正副
エッセイ「金の卵―生きて学ぶ」 (第10回)
顔の喪失 その2
井上 一郎
編集後記
河野 庸介
Keyword Index

編集後記

本号の特集は、話す力・聞く力の評価である。「話すこと・聞くこと」の指導と評価、とりわけその評価方法については、文字言語と異なり瞬時に消えていく音声言語をどのように捉えて、どう評価するのかという大きな課題がある。そこで、本号では、「話す力・聞く力」をどう評価するのか、その評価ポイントについて、いくつかの学習場面を設定し、その場面に基づいた具体的な実践提案を行えるよう構成した。

1 「話す能力・聞く能力」の評価の在り方について、「話すこと・聞くこと」全体を視野に入れつつ、留意すべき点や課題等について研究者の立場からご提案をいただいた。

2 学習場面の設定とその評価

「話すこと・聞くこと」の学習活動は多岐にわたる。そこで、具体的な学習場面を設定し、その学習場面における評価ポイントについてご提案をいただいた。

(1) 話す能力(「スピーチ」の学習場面)の評価ポイント

自己紹介やブックトーク、あるいは調べた内容についての発表等、自分の思いや考えについて友人を前に「スピーチ」することは、話すことの学習活動としてよく行われている活動である。そこで、「スピーチ」の評価ポイントは何かについて考える。

(2) 聞く能力(「目的をもって聞くこと」の学習場面)の評価ポイント

スピーチや説明、発表における「目的をもって聞く」能力の評価ポイントは何かについて考える。

(3) 話し合い(話し合いや対話、討論の学習場面)の評価ポイント

「話すこと・聞くこと」が文字通り一体化した「話し合いや対話、討論」の評価ポイントは何かについて考える。

3 話す力・聞く力の評価/実践上の問題点を探る

「話す力」「聞く力」「話し合う力」の評価の現時点での問題点について述べていただいた。(河野庸介)

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