国語教育 2022年6月号
「国語授業がもっとうまくなりたい!」―名人へのステップアップ

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国語教育 2022年6月号「国語授業がもっとうまくなりたい!」―名人へのステップアップ

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ジャンル:
国語
刊行:
2022年5月9日
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 130頁
状態:
在庫あり
出荷:
2022年5月18日
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目次

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特集 「国語授業がもっとうまくなりたい!」―名人へのステップアップ
「授業デザイン」をもっと工夫したい!
教材研究(小学校) 学習者の立場に立つ教材研究
立石 泰之
教材研究(中学校) 説明文摘読・文学味読を促す副教材を
舟橋 秀晃
学習課題づくり 学習経験の積み重ねが大事
青木 伸生
学習環境づくり 学びを楽しむ生徒を育てる環境づくり
門島 伸佳
見方・考え方を引き出すしかけ 子どもの直観に働きかける
岩崎 直哉
考えの形成を促すしかけ “自分の言葉”だから自分の考えが表現できる
土方 大輔
「授業テクニック」をもっと磨きたい!
発問・指示 「素材研究」が何より大切
山中 伸之
対話のファシリテート 一人ひとりの考えを丁寧に受け止めよう
若松 俊介
板書 教師の言葉から子どもの言葉へ
広山 隆行
子どもの心をつかむ話し方 2週間でマスターする話し方の基礎基本!
西野 宏明
「授業アイテム」をもっと使いこなしたい!
教材開発 単元ごとの「語彙・表現例集」の作成
萩中 奈穂美
指導アイテムづくり・活用 アイテムを考えるときの4つの心得
比江嶋 哲
思考ツール活用 何より子どもたちの学びの姿から
川田 英之
ICTを活用した協働学習 ICT活用で協働学習を活性化
浦部 文也
「指導アイデア」をもっと豊かにしたい!
ノート指導 子どもの「好き」を引きだすノート
岡本 美穂
音読指導 音読をもっと楽しく!
垣内 幸太
漢字・語彙指導 自分なりに漢字を読み解く力を育てる
栗林 育雄
作文指導 〈書ける〉を本当に実現する日常づくり
森川 正樹
コミュニケーション指導 対話のスキルと態度を育てる
橋本 慎也
学習ゲーム・クイズ(小学校) 図書を活用した「遊びのような学び」3選
八神 進祐
学習ゲーム・クイズ(中学校) 学習ゲーム・クイズで必要感を伴った思考・表現活動に
平山 雅一
国語科の「探究的な学び」を探究する (第3回)
酒井 雅子
教材別・今月の1人1台端末授業ガイド/小学校 (第3回)
北川 雅浩
小1
大村 幸子
小2
馬原 大介
小3
吉野 竜一
小4
小野田 雄介
小5
入江 亮介
小6
田畑 浩二
教材別・今月の1人1台端末授業ガイド/中学校 (第3回)
河内 昭浩
中1
吉田 和樹
中2
前原 聡
中3
下田 俊彦
[誌上インタビュー]教材の窓×ことばの扉 (第3回)
神野 紗希
「裂古破今」の国語科教育 本質私論 (第3回)
野口 芳宏
これならできる!「授業DX」アイデア (第3回)
佐藤 和紀
国語教育の実践情報 (第75回)
小学校
大塚 健太郎
中学校
杉本 直美
わが県の国語ソムリエ (第121回)
愛知県
丹藤 博文
編集後記
大江 文武
今月号 掲載教材一覧

編集後記

 数年前,ひょんな縁で俳句を始めました。ずぶの素人から趣味を始めるというのは久々の経験で,最初は当然右も左も分からず,辛うじて「季語が二つあるとあまりよくないのだな」「切れを意識しないといけないのだな」といった基本的なことを確認しながら,兎にも角にも作ってみるという経験でした。慣れてみれば存外面白いもので,一時期は寝食を忘れて頭の中で作句していることもありました。しかし,ある程度の基本が分かってきた段階で,すぐに壁にぶち当たることになりました。自分の句がなんだか良くないのは分かるけれど,何をどうすればそれが改善されるのかが分からない,という状態です。それらしい五七五ができれば満足という段階を脱して,「もっとうまくなりたい」という欲が湧いた。けれど,そのための引き出しが自分には殆どなかったわけです。

 これは俳句に限らず,あらゆる勉学やスポーツ,趣味等で誰しもが経験することではないでしょうか。俳句の世界には「多作多捨」という言葉があり,「たくさん作ってたくさん捨てる」ことが上達への近道とされています。実践の重要性という意味においては,もしかすると「授業」にも似たところがあるのかもしれません。しかし「うまくなる」ためには,様々な技術や発想・考え方にたくさん触れて,引き出しを増やし続けていくということもまた,同じくらい大切なのではないかと感じます。

 また,一口に「うまくなる」と表現しても,どのように「うまく」なりたいのか,言い換えれば,何をどのような優先順位で大切にしていきたいのかは,人それぞれであろうと思います。あるいは,その優先順位自体を様々な発想・考え方の中から見つけ出し,自分のものとしていくということも,上達過程に求められる重要な局面であるのかもしれません。

 近頃は研究会や授業公開がオンラインで実施されることが多くなり,現場の先生方の授業研究の場を拝見・拝聴する機会も飛躍的に増えました。そうした中で日々,参会者の方々の発言量や,その熱意の強さに驚かされています。

 そこで今号では,


 「授業が『もっと』うまくなりたい!」


 という,かつてないほど直球・単純な言葉を,そのまま特集タイトルとしてみました。若手・ベテランを問わず,「もっと」…と国語授業のステップアップを求めておられる先生方に,様々な考え方・技術・実践の引き出しを増やす一助としていただけましたら幸甚です。


   /大江 文武

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