国語教育 2015年2月号
新年度“楽しい国語”設計の研究情報一覧

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国語教育 2015年2月号新年度“楽しい国語”設計の研究情報一覧

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ジャンル:
国語
刊行:
2015年1月9日
対象:
小・中
仕様:
A5判 140頁
状態:
絶版
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目次

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特集 新年度“楽しい国語”設計の研究情報一覧
新年度:国語研究のスポットは?―と聞かれたら
経済格差と学力格差は見かけの相関〜遊びを通して子どもは伸びる〜
内田 伸子
<自立>と<共生>の両立
吉田 裕久
言語活動とアクティブ・ラーニング
堀江 祐爾
新年度:俎板に載る研究テーマ=キーワード解説
学習指導要領改訂への動き
小森 茂
新教科書の研究力点
桑原 正夫
リテラシーの育成
砂川 誠司
PISA型学力問題
寺井 正憲
問われる評価の基礎・基本
相澤 秀夫
タブレットの活用
澤近 亮祐
ユニバーサルデザインの授業づくり
小椋 義一
電子黒板活用
西野 俊太
習得型と活用型学力問題―授業モデルを明確に―
間瀬 茂夫
学テ問題の取り上げ方
河野 智文
ビギナーズQ→プロがモデル回答 「国語って楽しい!」声あがる教室設計のバックヤード
言語活動、具体的には何をすればいいのか
井上 一郎
討論になる題材の条件とは?
成瀬 雅巳
「自分の考え」につながる発問、それがよい発問
伊ア 一夫
国語で論理的思考指導がなぜ必要?
山中 勇夫
読みは通常、何回入れるのが常識?
澤本 和子
何を板書するのが王道?
山本 啓介
文学教材は感動で終わらせるでよい?
大島 光
単元構成と教材の授業化 どこが違う?
野口 芳宏
作品づくりが最終目標になるようで不安
谷口 亜由紀
文学教材のモラル決着癖から逃れたいが
山元 隆春
国語の年間計画立案の落とし穴は“ここ”
領域相互の関連づけ―落とし穴はここ
白石 範孝
教科書チェック―落とし穴はここ
佐藤 洋一
「学習の手引き」と授業の関連付け―落とし穴はここ
中洌 正堯
学習形態選び―落とし穴はここ
吉川 芳則
評価観点の設定―落とし穴はここ
渡辺 貴裕
テスト問題集選び―落とし穴はここ
戸村 隆之
辞書選び―落とし穴はここ
中田 昭大
帯単元づくり―落とし穴はここ
齋藤 隆彦
作品づくり―落とし穴はここ
上月 敏子
読書感想文づくり―落とし穴はここ
森山 卓郎
授業を活性化する“子どもの学習活動”→選び方・入れ方ヒント
話し合い―活動の選び方・入れ方ヒント
川畑 惠子
書く―活動の選び方・入れ方ヒント
米山 洋子
読解―活動の選び方・入れ方ヒント
奥田 嚴文
音読―活動の選び方・入れ方ヒント
鬼頭 衛
読むと書く―連動のさせ方・入れ方のヒント
菅原 稔
話すと書く―連動のさせ方・入れ方のヒント
大井 育代
聞くと話す―連動のさせ方・入れ方のヒント
内藤 一志
視写―活動の選び方・入れ方ヒント
梅沢 貴史
漢字―習得活動の選び方・入れ方ヒント
佐藤 広子
コミュニケーション―活動の選び方・入れ方ヒント
山元 悦子
学び方技能がつく“学習用語”指導の基本事項と授業スキル
主題把握の基本事項と授業スキル
長澤 信行
段落指導の基本事項と授業スキル
宗我部 義則
要約指導の基本事項と授業スキル
牧 英治郎
文章構成指導の基本事項と授業スキル
庄司 伸子
指示語指導の基本事項と授業スキル
岩田 貴典
言葉のきまり指導の基本事項と授業スキル
小路 健太郎
プレゼン指導の基本事項と授業スキル
幾田 伸司
作文指導の基本事項と授業スキル作文指導
三井 竜彦
学習課題の基本事項と授業スキル
小井戸 政宏
ノートスキルの基本事項と授業スキル
山崎 克洋
漢字指導の基本事項と授業スキル
長岡 由記
意味調べ指導の基本事項と授業スキル
宍戸 寛昌
“楽しい国語”年間設計のための研究索引・カギ情報 ●つけたい国語力の重点指導のために
1年=“楽しい国語”年間設計の重点はここ
武藤 佐予
2年=“楽しい国語”年間設計の重点はここ
大塚 健太郎
3年=“楽しい国語”年間設計の重点はここ
太田 雅之
4年=“楽しい国語”年間設計の重点はここ
岡島 眞寿美
5年=“楽しい国語”年間設計の重点はここ
岡田 博元
6年=“楽しい国語”年間設計の重点はここ
田口 忠博
中学1年=“楽しい国語”年間設計の重点はここ
森 顕子
中学2年=“楽しい国語”年間設計の重点はここ
平山 昂
中学3年=“楽しい国語”年間設計の重点はここ
荒川 卓士
小特集 子どものNG言動→国語授業で“こう叱る”
読むとはどういうことか 自由な想像と文脈の中での読み
阿部 藤子
「もっと大きな声で言ってください」というNG
中村 和弘
教師の指導力の反映という自覚を
鈴木 健二
読むことの授業において機械的に作業しようとする子への叱り方
土居 正博
見逃せない「同じです。」―意見の差異をとらえさせるために―
花岡 鉄平
考えよう!考えがもてない?NG―考えが持てるような方法手立てを与えているか?―
佐藤 喜美子
五月と十二月のこと―学びを実感させる―
五十部 大暁
教科書を使った音読で、ちゃんと声を出して音読しない子、怠けている子への指導法
岡田 悠亮
教師の話や他児童の発表を静かに聞けない子への対応のポイントは、「自己判断」、「視覚化」、「ワーキングメモリー」
片桐 功
言語活動を見える化!教室環境づくり 掲示物&レイアウト紹介 (第11回)
堀田 和秀
この授業“どう板書”したか (第11回)
夏目漱石「坊っちゃん」/三浦哲郎「盆土産」
植田 恭子
国語学習を楽しく!アプリ紹介 実物&特徴を生かした活用ヒント (第11回)
実感的な理解を促すアナログ感満載のアプリケーション
小野 桂
ぴかっと光った!“子どもの詩” 実物&自画像紹介 (第11回)
ピアノ
岩田 史朗
子どもに聞かれたらどう答える? 語彙指導の面白ネタ辞典 (第11回)
自動詞・他動詞探しで語彙力アップ
内山田 博文
今月の教材―授業づくりのスポット 国語教材と授業づくり (第23回)
小学1年/仲間になることばを集めて上位語、下位語という語句相互の意味関係を理解する
浦木 美穂
〜まとめてよぶことば(東書)〜
小学2年/あらすじのまとめ方の獲得
大月 ちとせ
〜読んだお話をしょうかいしよう〜スーホの白い馬(光村)〜
小学3年/本で調べて、ほうこくしよう
田代 勝巳
〜ほうこく書を書こう(光村)〜
小学4年/メモをとる目的を明確にし、メモをとる技術を身につけさせる指導
荻野 珠美
〜聞き取りメモの工夫(光村)〜
小学5年/付せんで内容・構成を考え、レイアウトする
斎藤 浩康
〜活動したことを伝える文章を書こう(東書)〜
小学6年/総括論文を書こう〜「やまなし」を学習してよいのか〜
三井 竜彦
〜小学6年までに学習した物語教材〜
中学1年/多様な「解釈」が交流を活発にさせる
伊藤 圭一
〜少年の日の思い出(光村)〜
中学2年/話合いを対象化し、効果的な発言の〇.五秒前の頭の中を推測させる
萩中 奈穂美
中学3年/「抽象化」のできる学力を生徒につけよう
和田 由幸
〜わたしを束ねないで(光村)〜
国語授業で“論理的対話力”をどう育てるか (第11回)
「根拠・理由・主張の3点セット」の有効性
鶴田 清司
〜推薦文を書くために〜
日本語文法最強の教え方ツール どの生徒も理解できる学習エクササイズ (第5回)
文全体を「述部」と「情報」に分ける可視化授業
江副 隆秀
文法は面白い!体験をさせよう
長谷川 博之
テスト問題作成のバックヤード (第11回)
価値ある「問い」を生み出す技術
福嶋 隆史
書くネタが噴き出す作文発想シート (第11回)
「憧れの人の夢作文」をモデルに書かせると…
武田 晃治
国語主任のための“学校の研究計画”の立て方 手引き設定と運営のアイデア (第11回)
小学校/研究の振り返り
野中 太一
〜成果と課題@〜
中学校/公開研究会のお土産
森 健
小学校 国語実践研究のここに“ハイライト” (第11回)
水戸部 修治
中学校 国語実践研究のここに“ハイライト” (第11回)
冨山 哲也
わが県の国語ソムリエ (第34回)
北海道
内藤 一志
神奈川県
府川 源一郎
編集後記
樋口 雅子
美文字指導のポイント (第11回)
中学2年/行書を書けるようになる手立てを示す練習プリント
伊藤 玲子

編集後記

本号が店頭に出る1月中旬は、来年度の指導計画のひとつとして、国立教育政策研究所から公表された、「次期学習指導要領をどうするか―識者による論点整理」が注目を集めています。

これを踏まえてのところで、

・今、学テの成績が振るわなかった県では、対応策があれこれ浮上しているようです。

ある上位県では、今回若千順位が下がったことで、授業で〈シラバスをちゃんと子どもに提示するように〉というお達しがあった―とも聞きます。

・教師間の年代ギャップが取り沙汰されています。確かに、経験年数の少ない若手をどう補っていくかも、喫緊の課題です。

・タブレットなど、ICT関連の対応が本格始動するであろうことへの対応。

など、ビッグな課題だけでなく、

・新教科書への対応、特に、学び方手引きの欄をどう授業づくりに取り込んでいくか―

新年度計画で取り上げたい問題です。

これに関連した問題で、ある先生の原稿に、こうありました。

―手引きには、「この教材は3つの場面から出来ています。それぞれの場面でどんな出来事があったかを確かめましょう」とある。内容はわかるが、子どもが何をしなければならないかがわからない―。

・考えるだけ、・考えをグループで話す、隣と話し合う、・考えを比べ、グループで一つの意見にまとめる―などと、子どもの授業活動には沢山の選択肢がある。どれを選択し、授業化するかが、教師の役割ではないか―と。

本号は、ビッグ研究課題を視野に入れつつ、日常の授業づくりのための活動づくりの引き出しを沢山持てるような情報紹介をお願いしました。

(樋口 雅子)

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