国語教育 2015年1月号
新単元構成“つけたい力+言語活動”ネタ100

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国語教育 2015年1月号新単元構成“つけたい力+言語活動”ネタ100

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ジャンル:
国語
刊行:
2014年12月8日
対象:
小・中
仕様:
A5判 140頁
状態:
絶版
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目次

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特集 新単元構成“つけたい力+言語活動”ネタ100
次期指導要領=論点整理にみる“国語のスキル”
国語科における汎用的なスキル
田中 洋一
生きてはたらく語彙力
藤森 裕治
小学生から批判的読解を
足立 幸子
ここに注目!新教科書の“つけたい力と言語活動”
光村図書:児童自身が「つけたい力」と「言語活動」を意識して学べる教科書へ
東京書籍:自覚的な学びを通して育てる「言葉の力」
学校図書:もう一つ大事な「付けたい力」
教育出版:言語活動をとおして「活用する力」を高め、「伝え合う力」を伸ばす
三省堂:自ら学び、自ら考え、自ら問題解決する力を育む国語教科書
“つけたい力”に言語活動プラス!単元構成研究のスポット
学習指導要領=どう読み込むか
寺井 正憲
教科書研究=指導目標をどう確認するか
新藤 久典
教科書研究=「単元の手引き」をどう活用するか
籔田 知子
指導要録=評価チェックをどう入れ込むか
小森 茂
21世紀型能力の育成を目指す国語科の単元構成
提言
樺山 敏郎
提言を読んで
主体的ということ
森山 卓郎
有機的関連付けによる学力の育成
本橋 幸康
思考力の育成・対話の重要性
森田 真吾
この単元=“つけたい力”にどんな言語活動をプラスするか
話す単元=つけたい力にプラスする言語活動とは
山中 勇夫
聞く単元=つけたい力にプラスする言語活動とは
大原 千栄子
読む単元=つけたい力にプラスする言語活動とは
渡辺 春美
書く単元=つけたい力にプラスする言語活動とは
前田 眞證
言葉のきまり単元=つけたい力にプラスする言語活動とは
竹田 博之
教材の読み取りと言語活動を一体化する単元構成のカギ
言語活動と一体化する“物語教材”の単元構成
辻村 敬三
言語活動と一体化する“説明文教材”の単元構成
福田 秀貴
言語活動と一体化する“詩歌教材”の単元構成
倉田 浩子
言語活動と一体化する“古典教材”の単元構成
森 顕子
つけたい力と言語活動をセット化=単元構成のアイデア
思考力を育てる言語活動と単元構成のアイデア
岡本 みゆき
表現力を育てる言語活動と単元構成のアイデア
井口 あずさ
判断力を育てる言語活動と単元構成のアイデア
有田 弘樹
活用力を育てる言語活動と単元構成のアイデア
羽田 潤
振り返り力を育てる言語活動と単元構成のアイデア
香月 正登
“つけたい力と言語活動”を結ぶ単元構成のヒント
1年=つけたい力と言語活動を結ぶ単元構成
石井 桃子
2年=つけたい力と言語活動を結ぶ単元構成
大塚 健太郎
3年=つけたい力と言語活動を結ぶ単元構成
高木 要志男
4年=つけたい力と言語活動を結ぶ単元構成
海老澤 正臣
5年=つけたい力と言語活動を結ぶ単元構成
澤田 仁志
6年=つけたい力と言語活動を結ぶ単元構成
大庭 珠枝
中学1年=つけたい力と言語活動を結ぶ単元構成
原田 剛
中学2年=つけたい力と言語活動を結ぶ単元構成
河内 伯子
中学3年=つけたい力と言語活動を結ぶ単元構成
成瀬 雅巳
言語活動力UP!単元構成のポイント
音読の入れ方→いつどんな発問・指示を入れるか
野元 潤也
意味調べ→いつどんな発問・指示を入れるか
中山 崇
話合いの入れ方→いつどんな発問・指示を入れるか
北川 雅浩
ノート指導→いつどんな発問・指示を入れるか
西尾 豊
学習用語指導→いつどんな発問・指示を入れるか
片山 守道
小特集 教室で語る“お正月にまつわる言葉”の由来
元日・元旦=言葉の由来と意味
三藤 恭弘
初詣=言葉の由来と意味
藤川 和也
門松=言葉の由来と意味
堤 
七福神=言葉の由来と意味
中村 友紀
おせち料理=言葉の由来と意味
細羽 朋恵
注連飾り=言葉の由来と意味
鈴木 良浩
お雑煮=言葉の由来と意味
楢原 八恵美
言語活動を見える化!教室環境づくり 掲示物&レイアウト紹介 (第10回)
尾田 賢一
この授業“どう板書”したか (第10回)
「ごんぎつね」(東京書籍4年)の板書
三井 竜彦
国語学習を楽しく!アプリ紹介 実物&特徴を生かした活用ヒント (第10回)
読み力を鍛えるTOSSアプリ
河野 健一
ぴかっと光った!“子どもの詩” 実物&自画像紹介 (第10回)
二瓶 弘行
子どもに聞かれたらどう答える? 語彙指導の面白ネタ辞典 (第10回)
感情を伝える機会を捉えて
岸本 憲一良
今月の教材―授業づくりのスポット 国語教材と授業づくり (第22回)
小学1年/言葉遊びのおもしろさや仕組みを知り、自分で言葉遊びを作る知的で楽しい「回文」の授業
浦木 美穂
〜ことばあそびをしよう(東書)〜
小学2年/響きとリズムを、体感する
大月 ちとせ
〜ようすをあらわすことば〜詩を書こう(光村)〜
小学3年/かるたについて知ろう
田代 勝巳
〜かるた(光村)〜
小学4年/熟語の型を図示し、問題を多く解かせて言語感覚に慣れさせる指導
荻野 珠美
〜熟語の意味(光村)〜
小学5年/暗唱かるたをやり、直写させ、暗唱させてみよう
斎藤 浩康
〜古文に親しもう(東書)〜
小学6年/主人公の心情の一番大きな変化を探す〜『対義語・対義文』がカギ
三井 竜彦
〜海の命(光村・東書)〜
中学1年/説明文的文章はまとまりでとらえる
伊藤 圭一
〜流氷と私たちの暮らし(光村)〜
中学2年/同じ内容について話したり書いたりする言語活動を通して実感させる
萩中 奈穂美
〜話し言葉と書き言葉(東書)〜
中学3年/段落構成の自力読みができる学級を目指す
和田 由幸
〜温かいスープ(光村)〜
国語授業で“論理的対話力”をどう育てるか (第10回)
理由づけの質を高める
鶴田 清司
〜「モチモチの木」の授業〜
日本語文法最強の教え方ツール どの生徒も理解できる学習エクササイズ (第4回)
どこにある?「格助詞」指導が難しい理由
江副 隆秀
テスト問題作成のバックヤード (第10回)
総合力信仰から脱却せよ(2)
福嶋 隆史
書くネタが噴き出す作文発想シート (第10回)
「こんな給食あったらな」夢ランチで発想を広げよう
武田 晃治
国語主任のための“学校の研究計画”の立て方 手引き設定と運営のアイデア (第10回)
小学校/言語活動と教材文
野中 太一
中学校/研究主任の心構え―N線問題に学ぶ
森 健
小学校 国語実践研究のここに“ハイライト” (第10回)
水戸部 修治
中学校 国語実践研究のここに“ハイライト” (第10回)
冨山 哲也
わが県の国語ソムリエ (第33回)
岩手県
望月 善次
富山県
米山 猛
編集後記
樋口 雅子
美文字指導のポイント (第10回)
4年生/「字の勝負」とお手本掲示でどの子も力強い字に!
石坂 陽

編集後記

今、各教科書会社さんのHPは、2015年度から使用の新教科書の告知でにぎやかさを増しているようです。

表紙も気分一新しているようですが、教科書改訂に伴い、来年度の授業をどう変えていくか―年間指導計画・新単元構成の重点をどこに置けばよいのか。

本誌が書店に並ぶ頃には、来年度への準備がスタートするこの時期、気になる問題かと思います。

そこで、各社さんが「わが社の教科書の特色」として謳っている問題に着目してみると、

・この単元でどういう力をつけたいのかを明確にしている―ことを強調しているところが多いこと。

・指導要領の力点、言語活動をどう単元構成に位置付けていくか。

・常に、つけたい力を確認しながら授業を進めていく工夫点を強調していること。

・学テB問題に見られるように、日常生活に生かす活用型学力づくりを意識すること。特に、「学習の手引き」ではその単元でつける学力と言語活動の一体化をめざした単元構成のアイデアに目を引くものが多いように思います。

ところで。

この3月31日に「育成すべき資質・能力を踏まえた教育目標・内容と評価の在り方に関する検討会―論点整理―について」ということで、次期指導要領作成について、識者から聴取した意見の論点整理が公表されました。

そこには、“21世紀型能力育成のスキル”が例示されるなど、こういう方向もありなのか?という示唆が沢山ありました。

こういう方向がどこまでどういう形で陽の目を見る?かは、現段階では不透明ではありますが、グローバル化が叫ばれている時代、こういう、いわば世界の潮流も無視すべきではないと思い、受け止めの視点をご示唆いただければと願い企画に加えさせていただきました。

(樋口 雅子)

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