- 特集 “言語活動で貫く単元計画”アイデア45例
- 言語力が育つ“言語活動”って?―と聞かれたら
- 思考を促すことばの活動へ
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- よく知りたいディベートの手法
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- 思考を視覚化する
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- “複合単元づくり”の新しい波 提唱する基本の考えと実践例紹介
- 付けたい力を明確にした複合単元構想
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- 言語活動で貫く単元計画のアイデア―ワンポイント提案
- 言語環境づくりに配慮した単元計画のアイデア
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- 習得型と活用型学力を意識した単元計画のアイデア
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- 学習課題づくりを入れるを入れた単元計画のアイデア
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- 思考力・判断力・表現力を育成する単元計画のアイデア
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- 読みと書きの関連を図る単元計画のアイデア
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- 学習用語・学習技能の習得を目指す単元計画のアイデア
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- 並行読書を位置づけた単元計画のアイデア
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- 話し合い・討論を目指す単元計画のアイデア
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- 指導と評価の一体化を目指す単元計画のアイデア
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- 新しい課題に対応する単元計画のヒント
- 発達障がい児に配慮した単元計画のヒント
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- 習得型アプリ活用を考えた単元計画のヒント―「関心・意欲・態度」を超えて
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- 学テ問題・活用型学力対応の単元計画のヒント
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- 帯単元づくりを入れた単元計画のヒント
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- ドキュメント=言語活動で貫く単元計画づくりのアウトライン●何から始めてどう完成させるか―若手とベテランのコラボ記事
- 物語文の事例→1次案から完成案までの修業ストーリー
- 「大造じいさんとガン」の単元計画
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- 単元計画を読んで:単元を貫く目的意識を明確にして言語活動を焦点化する
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- 説明文の事例→1次案から完成案までの修業ストーリー
- 「ありの行列」の単元計画
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- 単元計画を読んで:教室での実践を通して見えてくることがある
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- 詩歌の事例→1次案から完成案までの修業ストーリー
- 「五七五七七―よんでつくってたのしんで―」の単元計画
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- 単元計画を読んで:短歌は難しいという「迷信」を打破したい!
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- 古典の事例→1次案から完成案までの修業ストーリー
- 「枕草子」の単元計画
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- 単元計画を読んで:貫く言語活動になっているか
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- 言語活動で貫く単元計画の勘どころ=マル得情報ページ
- 発問づくりと関連づけるポイント
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- 週案と関連づけるポイント
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- 教科書の手引き欄と関連づけるポイント
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- テスト問題と関連づけるポイント
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- 便利でクオリティー性が高いフォーマット紹介
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- 研究授業と関連づけるポイント
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- 指導案づくりと関連づけるポイント
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- 指導書と関連づけるポイント
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- 思考の見通しを図解化して活用するポイント
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- 「問いと答えの対応」を考えさせるポイント
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- 単元目標を意識した楽しい言語活動のアイデア
- 1年「順序」=楽しい言語活動でつくる単元計画
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- 2年「語句のまとまり」=楽しい言語活動でつくる単元計画
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- 3年「段落」=楽しい言語活動でつくる単元計画
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- 4年「要約」=楽しい言語活動でつくる単元計画
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- 5年「要旨」=楽しい言語活動でつくる単元計画
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- 6年「主題」=楽しい言語活動でつくる単元計画
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- 中学1年「事実と意見」=楽しい言語活動でつくる単元計画
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- 中学2年「語彙力」=楽しい言語活動でつくる単元計画
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- 中学3年「論理的思考」=楽しい言語活動でつくる単元計画
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- ここまで違う?単元構成 菊池寛「形」の指導案12例を比べて思うこと
- 自力で読み取る力を保証しているかどうかを検証することが大切である
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- 小特集 “書き初め”書写上達の指導ヒント
- めあてを意識して取り組む習字
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- 日頃の書写学習の成果を生かす場
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- 太く、濃く、元気いっぱいバランスよく書く
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- 中心線をそろえることで、字のバランスが取れる
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- ひらがな「ぴた」「しゅっ」「しゅう」「とんがって」と文字要素を唱えながら教える
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- 準備から後片付けまでの指導ポイントをTOSSランドで教材研究し、万全の態勢で臨む
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- 文化に触れる行事を通して配列の学習を
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- 半紙→長半紙への変化への対応が鍵
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- わがクラスの子ども自慢・作品自慢 (第10回)
- パネルディスカッションで、考えを深めよう ほか
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- 言葉の四季カレンダー (第10回)
- 【1月】新しい年に祈りを込める
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- わがクラス:辞書づくりに挑む (第10回)
- オノマトペ辞書をつくろう!
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- 学級文庫のベストセラー&ロングセラー本―私のアニマシオン活動 (第10回)
- ブックトークと団体貸し出しで、本に興味を持たせる
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- 今月の教材―授業づくりのスポット 国語教材と授業づくり (第10回)
- 小学1年/登場人物の心の交流を読み取ろう
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- 〜たぬきの糸車(光村)〜
- 小学2年/文章構成をとらえる読みへ〜中学年を意識して〜
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- 〜おにごっこ(光村)〜
- 小学3年/作品全体を分析するタイプの「分析批評」の授業
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- 〜モチモチの木(光村)〜
- 小学4年/やることと手順が明確な、要約文作りと要約文検討
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- 〜ウナギのなぞを追って(光村)〜
- 小学5年/プレゼンテーションに生かす教材文の比較活動
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- 〜まんがの方法(教出)〜
- 小学6年/筆者の考えを問題提示文に変え、論理展開を読み解く
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- 〜世界危機遺産ガラパゴス(学図)〜
- 中学1年/文語詩の「情景」を授業する―『山のあなた』(カール・ブッセ)―
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- 〜詩四編(光村)〜
- 中学2年/練習量の確保で、用言の活用がわかる・できる
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- 〜用言の活用(光村)〜
- 中学3年/俳句―主題の読み取り方を習得させる
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- 〜夏草(光村)〜
- ことばを学ぶ・ことばを教える (第10回)
- 母語との気づきと外国語の熟達度の関係
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- 驚く効果!子どもに読解の型をこう教える (第10回)
- 算数のように国語を教えよ!
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- 「考える」国語の“非連続型テキスト”活用術 (第10回)
- 資料を活用し、「自分の考え」を伝える
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- 今日から始める中学校国語科帯単元学習 (第10回)
- 古典の楽しみ倍乗せ! “隣古現速”読み授業
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- 教室を言葉道場にしよう (第10回)
- 「説明文カルタ」作成で言葉(キーワード)に注目して読む態度を育成する
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- 小学校 国語実践研究の最前線&レア情報 (第22回)
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- 中学校 国語実践研究の最前線 (第22回)
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- わが県の国語ソムリエ (第21回)
- 京都府
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- 鳥取県
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- 編集後記
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- 漢字お宝話 (第10回)
- 感じる漢字/「3000年前の漢字の形」,「漢字お宝話」〜最大の不幸を表す一文字とは?〜
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編集後記
○…週案は、一週間ごとに書くのが一般的だが、私は教材研究をする時、1単元まとめてやることが多い。この方が、・教材の準備に見通しが持てる・子どもに付けたい力が明確になる―だけでなく、効率もよい。
単元ごとに週案を書く時に、次の点を意識すると学力があがる。
@テスト問題と似た具体的な学習活動を書き込む。
Aこの単元で一番付けるべき学力は何かを明確にしておく。
B単元に関わる資料や本、雑誌などのコピーをノートに貼る。
@は特に、発達障害の子にとっては重要だ。学習した問題であってもテストの出題方法が違ったり、応用問題だったりすると全く新しい問題に見えるようなのだ。だから、テスト問題に目を通してから単元計画を立て、週案に書き込んでおく。
大変長い引用になりましたが、ある中堅の教師が書かれたものからの引用です。
このあと、
「ふろしきはどんな布」という2年生の単元、5時間を、@音読したあと段落指導、A短文と長文を比べる、絵と文の対応、B段落ごとの要約、C「ですから」の意味を知り文を作る、Dテストをする。
という週案ごとの単元計画が書かれています。
このレポートを見た時、「単元を貫く言語活動」という現行の指導要領を体現する手立てとして注目され続けている方法を、より一層、明確にするものではないか?と思いました。勿論、本号では、ここで紹介した、週案と単元の関係を全面に据えることを目指しているわけではなく、単元計画作成の際に、どのような言語活動をどう組み込んでいけばよいのかを主眼にしております。現場の叡智をご紹介いただきました。
(樋口 雅子)
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- 明治図書