国語教育 2013年12月号
教室で“百人一首”=カルタ+授業化ヒント

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国語教育 2013年12月号教室で“百人一首”=カルタ+授業化ヒント

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ジャンル:
国語
刊行:
2013年11月7日
対象:
小・中
仕様:
A5判 140頁
状態:
絶版
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目次

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特集 教室で“百人一首”=カルタ+授業化ヒント
意味解釈なしの“百人一首”指導は正解?と問われたら
もっと「百人一首」を選べ!
難波 博孝
意味解釈をしないことは不可能
森 篤嗣
正解ではあるが、十分ではない
花田 修一
音読や暗唱から意味への興味へ
冨山 哲也
意味解釈なしの暗記・暗唱にも意義がある
阿部 昇
たくさんの優れた作品を食べさせよ
二瓶 弘行
劇画『ちはやふる』現象―国語人としてどう解釈?と問われたら
伝統的な言語文化に関する言語活動のきっかけ
堀江 祐爾
『ちはやふる』で古典を身近なものにする
田中 洋一
伝統文化教材としての“百人一首”の重要度―どのランク?
伝統的な言語生活の基礎を形成する
甲斐 睦朗
重要度のランクは百人一首との付き合い方による
浮田 真弓
“百人一首”実践ビギナーズへの一言―やるべきこと・やってはいけないこと
教師が読み、毎日続けることが上達への近道である
中谷 康博
教師が札を覚え読む。試合をやりながらルールを指導する。8万人の教師と300万人の子供達が体験した五色百人一首を実践しよう!
堀川 文範
“百人一首”実践の現況と私の注文―これをプラス、これは消去しては提案
上の句・下の句と句切れの問題
鶴田 清司
系統的な国語の学習として考えよう
秋山 欣彦
“百人一首”100首=授業に向く歌5?と聞かれたら
「見える化」できる歌を授業する
青木 伸生
日本人としての感覚を磨く「感性の型」
越智 敏洋
学年に応じた“百人一首”導入の準備と布石
小学1・2年で“百人一首”=準備と布石
岡 惠子
小学3・4年で“百人一首”=準備と布石
勇 和代
小学5・6年で“百人一首”=準備と布石
尾田 賢一
中学で“百人一首”=準備と布石
鶴本 百合子
“百人一首”―カルタを超える授業づくりへの道
オープンクエスチョンを使ってペアトークしよう
松尾 能志
続けることでいつのまにか授業をこえる広がりが生まれた五色百人一首
楢原 八恵美
五色百人一首が日本の最新教育課題を解決する!
椿原 正和
全百首の配列構造の謎解き
浅野 秀之
“百人一首”の指導=ここにスポットライト
歌の詠み方―指導のヒント
立宅 麻奈美
言語感覚を磨くヒント
鈴木 はるみ
完成までの歴史エピソード
板倉 弘幸
語彙学習に活用するヒント
鈴木 恭子
歌鑑賞のセンスを磨く指導ヒント
小田 哲也
特別支援の子への配慮点ヒント
高野 宏子
“百人一首”の覚え方指導・お得情報の紹介
どの子も札が覚えられる!―指導者の工夫ポイント―
足立 知哉
五色百人一首を毎日続けていいこと続出!
山田 仁
“百人一首”で盛り上がる!こんな試みメニュー
競技としての“百人一首”メニュー
波多野 陽
登場する地名マップづくりメニュー
新村 勲
登場する動植物図鑑づくりメニュー
小森 栄治
時間表記―昔と今一覧メニュー
田口 広治
IT教材の紹介と活用メニュー
橋 薫
歴史人物学習と結ぶメニュー
松藤 司
人物相関図づくりメニュー
坂井 ふき子
書写学習としての活用メニュー
神谷 祐子
学芸会活用メニュー
奥田 嚴文
部活・クラブ活用メニュー
染谷 幸二
え、そんなのあり?“百人一首”全国事情
全国規模の“百人一首”競技会情報
浦木 秀徳
珍しい百人一首カルタ情報
木村 伸一
子ども向け文献一覧情報
福井 隆司
教師向け文献一覧情報
平松 孝治郎
“百人一首”=100首のタイプ別一覧
小宮 孝之
小特集 もらって“楽しい年賀状”の書き方指導
「手紙の書き方テキスト」「年賀状テキスト」を使って楽しい年賀状を作る
鬼頭 衛
自然に書きたくなるために年賀状の良さを知る
郡司 崇人
やる気を高める添え書き
五十部 大暁
6マスチャートで、子どもたちが楽しく書き始める!―共感を生み出す、新文章術
堂野 正樹
年賀状を書くことを通して、レイアウトの指導を行う
大川 典子
実物でイメージさせて意欲づける
山下 理恵
折句を使って自分らしい言葉をそえてみましょう
白井 美保
郵便テキストを活用しよう
武田 晃治
ポイントを押さえ、丁寧に書く
佐藤 あかね
わがクラスの子ども自慢・作品自慢 (第9回)
岩下 修
言葉の四季カレンダー (第9回)
【12月】行事が盛りだくさんの師走
堂前 直人
わがクラス:辞書づくりに挑む (第9回)
「四字熟語辞典」で漢字の持つ意味を考える
平松 英史
学級文庫のベストセラー&ロングセラー本―私のアニマシオン活動 (第9回)
魅力ある学級文庫づくり
木本 豊子
今月の教材―授業づくりのスポット 国語教材と授業づくり (第9回)
小学1年/「ぼく」が語り手となっている話に気づき、内容を読み取ろう
村上 京子
〜ずうっと、ずっと、大すきだよ(光村)〜
小学2年/人物の変容をとらえ、作品のおもしろさを表現する
白坂 洋一
〜わたしはおねえさん(光村)〜
小学3年/日本の大切な伝統文化を楽しく教えよう
根本 直樹
〜百人一首を楽しもう(光村)〜
小学4年/言葉を入れることで、説明なしにはたらきを理解させる
信藤 明秀
〜文と文をつなぐ言葉(光村)〜
小学5年/作品の特性を生かした読書紹介を設定する
立石 泰之
〜雪わたり(教出)〜
小学6年/結論部と事例とのつながりを読み解く
原 淳二
〜言葉は動く(光村)〜
中学1年/「情景」を他にも適用させる―『おれも眠らう』(草野心平)―
山田 高広
〜詩四編(光村)〜
中学2年/「慣れ親しむ」から内容読解の古文指導へ
松原 大介
〜扇の的(光村)〜
中学3年/和歌 ミニ評論文の書き方を習得させる
渡辺 大祐
〜君待つと(光村)〜
ことばを学ぶ・ことばを教える (第9回)
ことばへの気づきの発達
大津 由紀雄
驚く効果!子どもに読解の型をこう教える (第9回)
「言語活動」とは、ズバリ何のことか?
福嶋 隆史
「考える」国語の“非連続型テキスト”活用術 (第9回)
グラフを読み取る決め手「語彙指導」
香月 正登
今日から始める中学校国語科帯単元学習 (第9回)
「次のプチプレ、楽しみ!」 ワクワク感を作る表現活動を帯単元で作る
齋藤 隆彦
教室を言葉道場にしよう (第9回)
物語文教材、「言葉(文)を選ばせて読みを深める
森川 正樹
小学校 国語実践研究の最前線&レア情報 (第21回)
水戸部 修治
中学校 国語実践研究の最前線 (第21回)
冨山 哲也
わが県の国語ソムリエ (第20回)
石川県
折川 司
高知県
田中 元康
編集後記
樋口 雅子
漢字お宝話 (第9回)
感じる漢字/「3000年前の漢字の形」,「漢字お宝話」〜“(連火)”が表すもの〜
高橋 政巳

編集後記

○…「国語って、恋愛に関係する教材がゼロに近いと聞き、そういえば〜と思ったんだけど、何故だと思う?」

「へんに色気がついたら問題だし、当然?じゃないの。それにさ、本能の一種だから、わざわざ教えなくても、時期が来れば自然に発酵してくるし…」

「でもさ、幼稚園で初恋っていう人もいるんだから、ドキドキするような恋愛小説とはいかなくても、ほのかなものぐらい、あった方が国語力もアップすると思うんだけど…」

 最近交わした友人とのやりとりです。

 ある国語編集の方から、唯一?「わらぐつの中の神様」が該当するという説があると聞きました。言われてみれば、主人公のおみつさんが孫に、自分の恋愛ドラマを聞かせているようにも受け取れる作品です。

 それより?昔から家でも学校でも、百人一首はやっているわけです。

 でも、学校では、暗唱・暗記・ゲーム競技としての扱いが大半ではないかと思われますが、国語人が扱って、その中味の解釈が不問って、どういうわけ?という、新たな疑問が湧いてきます。

 学年によっては、中味の解釈など、とても、とても、という段階の場合もあるわけですから、競技で終始しているのも当然ありだと思います。

 なにしろ、最近は、『ちはやふる』(講談社)という百人一首の劇画シリーズが大ベストセラーなのだそうですから、学校で扱っていなくても?児童生徒は、しっかり劇画を通して、男女の機微なども学んでいる?ことになるのかも知れません。

 いろいろな意味で、伝統文化教材がクローズアップされている今日、百人一首はお正月に向けて恰好の教材ではないかと思います。

 そこで、

・教材として向いているのはどういう歌か。

・競技をしない百人一首も有り得ない?とは思うのですが、競技のためのグッズや準備するもの、指導までの布石の打ち方などをご紹介したい。

・定番だけでない、たとえば、人物学習への発展とか、さまざまな学習活動に使えるアイテムの紹介など、伝統文化としての百人一首のよさを広げる活動をご紹介したい。

というようなねらいをもって特集企画を試みました。

(樋口 雅子)

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