国語教育 2009年9月号
読解力を育てるための重点指導

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国語教育 2009年9月号読解力を育てるための重点指導

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ジャンル:
国語
刊行:
2009年8月5日
対象:
小・中
仕様:
A5判 136頁
状態:
絶版
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目次

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特集 読解力を育てるための重点指導
提言・読解力を高めるためにどこに重点を置くか
対話的・発見的・批評的な授業をする
岩下 修
まずは、その基盤づくりを―読字力、語彙力、文脈力の増強―
野口 芳宏
話題から論理へ視点を変える
吉永 幸司
構造図がなければ、バラマキとなり、重点をどこにおくかも分からない
大森 修
説明的文章教材の読解力を高める指導
河野 順子
読解力向上に必要な指導とは何か
音読力を高める秘策
伴 一孝
対話力を高める秘策
村松 賢一
漢字力を高める秘策
岩田 一博
作文力を高める秘策
松野 孝雄
批評力を高める秘策
白石 範孝
読解力を育てるための重点指導―低学年
読解力を育てるシステムを授業、学校生活の中に組み込む
谷岡 聡美
授業時間を使って、すらすら音読ができるようにする
山下 理恵
読みを深める物語作り
坂本 喜代子
読解力を育てるための重点指導―中学年
子どもの「読みたい」気持ちに寄り添う授業
芥川 元喜
ミクロの読みとマクロの読みを意識する
倉爪 浩二
学習用語で読解力形成
駒井 康弘
読解力を育てるための重点指導―高学年
四つの見方や考え方で育てる
山田 浩之
「カレーライス」(光村図書六年上)で、子どもたちが燃える「討論」の場面を繰り返し作り出す
風間 俊宏
自分の読みを貫く言語活動を
大月 さゆり
読解力を育てるための重点指導―中学校
読解力を高めるための三つの工夫
岩ア 淳
説明的文章への評価力をつける
出口 文雄
「詩歌鑑賞フレームワーク」で生徒の鑑賞力を育てる
関屋 法生
分析批評と討論で、読解力・批評力を育てる
長谷川 博之
「問う力」をつける
松原 大介
「伝え合う力」を育てる教室づくり (第78回)
植田 恭子
「読書に親しむ」授業づくり (第78回)
身近な文書から多様な分野に向けて
内山 義朗
書評
『論理的思考力の育て方』(市毛勝雄編)
光野 公司郎
『国語科発問づくりの基礎基本』(木下ひさし編著)
竹長 吉正
国語教育人物誌 (第221回)
山口県
岸本 憲一良
滋賀県
大田 勝司
京都府
植山 俊宏
大阪府
松山 雅子
国語教育時評
各教科等における「言語活動の充実」
須田 実
現場訪問 「学力向上の国語教育」最前線 (第138回)
コミュニケーション力を習得・活用させる教育活動の創意工夫
瀬川 榮志
学習指導過程の発想の転換 (第6回)
実践4 幼稚園児にお話を語って聞かせる小学校一年生
大熊 徹
〜「活用」段階・1〜
伝統的な言語文化を教える (第6回)
日本の〔伝統的な言語文化〕を検討する
市毛 勝雄
「活用型」学力をどう育てるか (第6回)
意見文で「活用型」学力を育てる
花田 修一
思考力・判断力・表現力等の育成と授業改善 (第18回)
思考力・判断力・表現力等の育成と「授業改善」(5)
小森 茂
〜全国学力調査と踊る「学力順位」〜
なぜPISA型の活用力が必要か (第6回)
「一単元一指導事項」ではPISAにもブッククラブにも対応できない
有元 秀文
編集後記
江部 満

編集後記

〇…目下話題の『教師と子どもの読解力を高める』の著者岩下修氏(立命館小)は、国語科の移行期・戦後教育観からの転換を図る特集号論文(『授業研究21』12月号)で、「読解力の育成を最優先に」と題して「読解力育成に向けて必要な指導」として次の六例を上げています。

〇…第一は、音読を行い、日本語を音の響きと共に身につけさせる。第二は、教師や仲間との対話を通し、言葉を獲得させる。第三は、漢字を身につけさせ、日本語の音と共に、語彙をふやす。第四は、物語風の文章と、論理的な文章を書くことができるようにする。第五は、読解の視点を活用し、文学的文章と説明的文章の構造や内容を把握させる。第六は、文学的文章や説明的文章を分析したり、批評できるようにする。

〇…さらに、「指導を具体化する」として、(1)毎日音読する、(2)毎日漢字を練習する、(3)豊富に対話し言葉を身につけさせる、(4)読解の視点活用で読解力を鍛える、(5)作文で読解力も高まる、(6)分析力・批評力を育てる、などを上げています。

〇…平成四年の改訂では、「関心・意欲・態度」がトップに位置づけられ、「知識・理解」がトップの座からビリの座に落ち、「情意学力」が重んじられたことは周知の事です。しかし今回の改訂で現行版より「内容」の記述が増え、各学年において指導すべき基礎的、基本的な知識・技能がより具体化されました。いわゆる「ゆとり時代」からの転換でもあります。

〇…知識や技能の習得・活用を図るために系統学習の在り方が問われているわけです。本号は特に読解力向上を目指した提案を特集として組みました。

(江部 満)

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