- 特集 対話能力を高める「話し方」の指導
- 提言・「話し方」の巧拙をどう意識させるか
- 人間性、内容力、対応力の観点から意識させる
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- 対話能力の基盤としての意欲と内容(中身)と技術(話し方)
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- 自分の話し方、友達の話し方の観察と分析
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- 話し方の巧拙を他者との関係性構築の面から捉えよう
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- 「対話」とは「何か」、「どうすることか」
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- 対話能力を高める「話し方」の指導
- 子どもの「発言」のどこに注目するか
- 話し方を子どもに見える形で評価させ、その都度学級の共有財産にしていく
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- 型を破った発言に注目する
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- 死について話し合うなかでの子どもの共感と反発から
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- 子どもの「聞く耳」が育っているか
- 「本気で聞く場」を設定して聞く力を育てる
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- 豊かな言語環境を作り、自己評価・相互評価の力をつけて、聞く耳を育てる
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- 「話し方」より「聞き方」の意識化
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- 全員が「話し合い」に参加しているか
- 「話し合いゲーム」で対話能力を高める
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- 座席表・複線型で全員参加をめざす
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- 評論文指導は対話力の指導である
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- 対話能力を高める「的確な話し方」指導―小学校
- 子どもと共に創る授業の実践から見えてきたこと
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- 聞きたい・話したいと思うスピーチ指導
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- 話し合いの学習場面をとらえて
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- 説明文を〈情報発信のモデル〉に
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- 対話能力を高める「的確な話し方」指導―中学校
- ブース発表による対話能力の深化
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- 言語環境・聞き方指導・言語技術の洗い出しの三点が大切
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- 「話し方」のスキルを楽しく学ぶ
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- 音声言語指導の評価で重要視したいこと
- 「音声言語文化の確立」を
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- 評価を評価してみよう
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- 付いた力が見える評価を目指す
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- 「伝え合う力」を育てる教室づくり (第48回)
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- 「読書に親しむ」授業づくり (第48回)
- 読みたい本が手に届く図書室づくり
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- 特集外企画
- 「教師の国語科授業力」研究に参加して
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- 書評
- 『豊かな人間性を育てる読書活動と図書館の活用』(増田信一編著)
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- 『教師のための古典文法の基礎・基本』(市毛勝雄著)
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- 国語教育人物誌 (第192回)
- 群馬県
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- 福岡県
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- 北海道道南
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- 北海道道北
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- 国語教育時評 (第12回)
- 言語技術、その概念規定の試みの現在
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- 現場訪問 「学力向上の国語教育」最前線 (第108回)
- 国語科研究法を駆使し「対話力」を鍛え温かい「人間関係」を醸成する効果的実践
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- 検定外・日本言語技術教科書の実践と考察 (第12回)
- 論理の学習とは「形式(言葉)」の学習である
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- 漢字文化の授業 (第12回)
- 第一〇回TOSS特別支援の集いで行った「漢字文化」の授業
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- 音読・朗読の復権 (第12回)
- 戦後、音読・朗読教育史
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- 活動主義授業の批判 (第12回)
- 「活動主義」から「学力形成主義」の授業へ
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- 読解力低下の問題を考える (第12回)
- 読解力を高める国語科授業のあり方 その四・<解釈>と<分析>の見直しとその統合
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- 編集後記
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編集後記
○…高橋俊三氏は「対話能力とは聞くことや話すことの交換的な能力である。今の子どもたちが、将来にわたって、自分たちの世界を積極的に開いていく上で、最も重要な能力の一つである」(『対話能力を磨く』から)と強調しています。
○…野口芳宏氏は「戦後の国語教育の最大の成果は、子どもの対話能力の伸びにある」と強調しています(『話し言葉で鍛える』から)。ただし、「国語科教育」の成果でないところに、問題があるとして現在のマス・メディアの影響力を上げています。さらに「戦後になってから教育に話し合い学習が取り入れられ、賞揚され、今も盛んに行われている。しかし、それは活動形態≠フ一つにすぎない。そこではたして対話教育≠ェなされているかというと、必ずしもそうとは言えない」と批判しています。
○…つづけて野口氏は「子どもの対話能力の問題点として(1)感覚的で論理性に乏しい(なぜそれを選んだかという肝腎なところで腰砕けになる)、(2)消費的で生産性に乏しい(生産性に乏しい饒舌)、(3)形式的で内容に乏しい(応用力に乏しい饒舌)、(4)主張に勝り自省に乏しい(自分の側からだけの主張はあるが、自省のかけらもない)を上げています。
○…本誌四月号の特集は「『対話能力』を育てる国語教室づくり」でした。現場からの提言として、(1)「話す力」を高める、(2)「聞く力」を高める、(3)実際に話したり聞いたりする学習を計画的に重ねる、(4)振り返りの場を持つ、ことの大切さを強調していました。(品川孝子氏)特に(4)の自己評価、相互評価をさせることは、対話能力を高める上で大切な指摘と言えるでしょう。本号は、対話能力を高めるための「話し方」指導の実践提案を集める特集です。
(江部 満)
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- 明治図書