- 特集 落ちこぼれを防ぐ国語教室の戦略
- 提言・落ちこぼれを防ぐ気配り・目配り
- 習熟度別・少人数指導の積極的な導入
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- 意欲をもやして活動してもらうために
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- 習熟度の差に対応する学習
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- 「落ちこぼれ」を防ぐ授業の組み立て
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- 子どもの学習状況に対応する目標追求の授業力
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- 到達度を明確にした国語の授業づくり
- 繰り返し学習させる授業づくり
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- 目の前の子どもたちの姿を想定し目標、指導、評価の一体化を図る
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- 到達目標を設定し、段階的に習得させる
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- 学習者に与えること・考えさせること
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- 落ちこぼれを防ぐ「言語事項」授業への気配り・目配り
- 楽しく みんなで 計画的に
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- 4コマ授業で指導の場の確保を
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- 「どんどん漢字を使っていくこと」と「グレーゾーンの子どもに対応した作文ワークを使うこと」
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- 落ちこぼれを防ぐ「話す・聞く」授業への気配り・目配り
- 低学年/一年生入門期の気配り・目配り
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- 中学年/調べた事柄について説明する
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- 高学年/スモールステップで進み、ペアで活動する場面を作る
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- 中学校/すべての生徒を〈B以上〉にする
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- 落ちこぼれを防ぐ「書く」授業への気配り・目配り
- 低学年/スモールステップと量の確保で落ちこぼれを防ぐ
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- 中学年/一斉授業の中でC評価を出さない
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- 高学年/書けない理由をなくす
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- 中学校/一時間一指導事項の徹底を
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- 落ちこぼれを防ぐ「読む」授業への気配り・目配り
- 低学年/向山型「音読・要約・一字読解」指導で落ちこぼれを防ぐ
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- 中学年/「課題」以前のウォーミングアップで励ます
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- 高学年/一つ上の読みの力をつける教師の教材分析力を望む
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- 中学校/補充指導を授業に組み込め
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- 「伝え合う力」を育てる教室づくり (第25回)
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- 「読書に親しむ」授業づくり (第25回)
- すべての子どもたちに読書の楽しさを
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- 書評
- 『音読で学校を創る』(高橋俊三序・藤本好男著)
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- 『自己表現を目指す国語学力の向上策』(佐藤明宏著)
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- 国語教育人物誌 (第169回)
- 東京都
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- 京都府
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- 大阪府
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- 兵庫県
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- 国語教育時評
- 教師の授業力が問われている
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- 現場訪問 「学力向上の国語教育」最前線 (第85回)
- 「生きる力」を育む中・高一貫の言語教育
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- 国語の授業力の向上 (第1回)
- この歳になってTOSS授業技量検定に挑む
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- 国語学力を高める基本実践技法 (第1回)
- 国語学力の正体とその形成の判定法
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- 国語科教育が言葉の教育になる日は来るのか (第1回)
- 国語科の領域をどう決めるか
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- 到達目標としての言語技術 (第1回)
- 評価規準(基準)設定と実践の課題
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- 学力保障の説明責任・結果責任 (第1回)
- なぜ、「学力保障の説明責任・結果責任」なのか
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- 編集後記
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編集後記
学習指導要領が最低基準であるという言説は、厳選された国語科の基礎・基本をすべての子どもたち一人ひとりに習得させなければならない、という「絶対評価」に課せられた教師の責任となりました。したがって「C」評価を出さない、ということが教師の指導責任として問われることになります。学び手の国語学力保障のために、教師が保護者に対して説明責任、結果責任を明確にするよう求められてもいます。
そのためにも各学校においては「評価規準」を作成するよう求められており、学習指導の節目、節目において「C」と判断された者は「B」へ、「B」は「A」へと高める教師の指導力が要求されているといえます。個に応じた指導方法としても学習内容の習熟の程度に応じた指導が期待されており、補充的指導や発展的指導の導入の工夫が望まれているわけです。
「到達度を明確にする」ことは、子どもの評価に関することですが、教師の授業の評価をも意味しているという指摘もあります。そのためにも全員が一人残らず到達目標を達成するような授業をする必要があると強調される時代となりました。
かって「詰め込み教育」が批判されると、現場は一変し、多くの教師が子どもの主体性、自主性、個性の尊重ばかり言うようになりました。「教える」ことは「押しつけ」とまで言われ、「指導」は「支援」へと変わった時がありました。子ども一人ひとりに基礎学力を保障することは、時代の流れとは関係ないはずです。では到達度を明確にしその責任を果たす授業はどうすればよいか。本号はそのための問題提起の特集です。
(江部 満)
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- 明治図書