- 特集 「伝え合う力」を高める授業の工夫
- 提言・「伝え合う力」を高める授業の工夫
- まず「伝え合う力」の内容吟味と系統化を
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- 〈わたし〉たちを発信するためのメディアづくり
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- 「高める」ための工夫条件は「パブリック」にある
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- 「伝え合う力」を高める指導で心がけたいこと
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- 相互交流能力の発達段階に応じた指導
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- 双方向のスピーチ学習の工夫
- 小学校/相手を見て語ろう
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- 小学校/聞く指導とリンクさせて
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- 小学校/学年スピーチ集会の中で、自分のことを伝え合う
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- 中学校/「即題・再現」の応用
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- 中学校/リハーサルにトライアングルスピーチを
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- 情報を活用した発表学習の工夫
- 小学校/学校行事での経験をみんなの財産に
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- 小学校/情報を自分のものとさせる
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- 小学校/グループ発表の楽しさに気付かせる
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- 中学校/提案型プレゼンテーションで双方向のコミュニケーション・スキルを伸ばす
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- 中学校/弁論大会の準備で伝え合う
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- パネルデスカッションを生かした討論の工夫
- 小学校/パネル・ディスカッションを成功させる三つのポイント
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- 小学校/「討論」の前段階としての「パネルディスカッション」
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- 小学校/パネラーからライブで学ぶシステム
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- 中学校/ジグソー学習を討論のベースにおく
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- 中学校/聞く意識が話すためのキーワード
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- ディベートを生かした討論の工夫
- 小学校/論題を子供と教師で考えることから
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- 小学校/品物ディベートを楽しもう
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- 小学校/ディベートを「伝え合う」キッカケに
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- 中学校/マイクロディベートを金魚鉢方式で
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- 中学校/相手を尊重するがゆえに討論をする
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- 続国語教育者への道 (第11回)
- よきインタープリターとして
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- 話し言葉が育つ教室 (第23回)
- 「伝え合う」カタチ
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- 現場訪問 「『生きる力』を育む国語学習」最前線 (第35回)
- 課題解決学習で国語の基礎・基本を獲得
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- 書評
- 『音声コミュニケーションの教材開発・授業開発(全4巻)』(高橋俊三編著)
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- 『中学校・文学的な文章の指導法』(河野庸介・松野洋人編著)
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- 国語教育人物誌 (第119回)
- 北海道@
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- 北海道A
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- 東京都@
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- 東京都A
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- 編集部に届いた研究紀要・図書から
- 相互交流のコミュニケーションが国語教育を変える (第11回)
- メディアの暴力を批判するためのメディアリテラシー教育
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- 「基礎・基本」の育て方・教え方 (第11回)
- 「読むこと」の指導(その2)
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- 〜「焦点精査」の技法〜
- 移行期の小学校国語科授業の重点化 (第11回)
- 移行期の国語科授業の取り組み方(11)
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- 移行期の中学校国語科授業の重点化 (第11回)
- 移行期における国語科の学習指導(11)
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- 作文指導を一斉学習指導に戻そう (第5回)
- 作文による人間形成指導の無残の一事例
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- 文学の言葉から論理的な言葉へ (第11回)
- 「むすび」の書き方・書かせ方
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- 国語科と総合的学習の連携 (第11回)
- 実践事例4・年間計画との関わりを捉えた実践
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- 編集後記
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編集後記
○教科目標の中に新たに「伝え合う力を高める」ことが示されたことは、今回の国語科改訂内容として大きな特色となっています。文部省解説書でも次のように述べられています。「『伝え合う力』とは、人間と人間との関係の中で、互いの立場や考えを尊重しながら、言語を通して適切に表現したり正確に理解したりする力でもある。これからの情報化・国際化の社会で生きて働く国語の力であり、人間形成に資する国語科の重要な内容となるものである。」
○この点について本堂寛氏は「伝え合う力の『合う』を重視することによって、一方通行的な『伝達』とは異なって、相手の立場や気持ちを大切にし合う双方向的な『伝い合い』の意味を大切にしていかなければならない」と強調しています。
○「伝え合う力」は言語を媒介にして互いに心を通じ合わせる能力だともいわれています。つまり表現と理解との双方向的な言語活動だ、というわけです。そのためには「表現者は理解者の立場を思いやり理解しやすいように発信し、また、理解者は表現者の考え方や立場を尊重して受信することが求められる」と提言されています。
○さらに音声コミュニケーションを「発信」「受信」「交信」というキーワードでとらえると特徴がはっきりすると中村敦雄氏はいいます。特に「交信」は往復方向を意識することになり学習活動の形骸化をくい止めることが出来ると説明しています。本号は、教科目標である「伝え合う力」をどう高めるか、授業の工夫を中心に特集を組みました。
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- 明治図書