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平成20年度の実施結果を公表―大学入試センター試験
kyoikujin
2008/2/8 掲載

 大学入試センターは7日、平成20年度の受験者数や平均点などの最終結果をまとめた「平成20年度センター試験実施結果の概要」(PDF)を公表した。

 志願者数543,385人は、昨年11月30日の発表とほぼ変わらず、うち504,387人が受験した。受験者数は前年度から6,885人減少したが、受験率は92.82%で、前年度の92.40%から微増している。

 各科目の平均点については、7日の産経新聞が「全29科目のうち17科目で平均点が前年度より下がった」と報じているものの、受験者数が全体の10%を超える主要な14科目(※)に注目すると、平均点を落としているのは14科目中7科目であり、前年度の9科目と比べて緩和している。個々の出題で難易度のばらつきが発生してしまうことはやむをえないとも考えられ、この結果を即学力低下と結び付けて考えることはできないと言えそうだ。

※国語、世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政治・経済、数学T・数学A、数学U・数学B、生物T、化学T、物理T、英語、英語(リスニング)の14科目。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
1件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2008/2/12 16:57:47
    英語の平均点がリスニング、筆記とも前回より下がっていることが、他でニュースになっていましたね。

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