形成的評価を取り入れた授業計画から理解，表現言語事項別に授業改革の具体例を示し，情意面の評価を生かした実践例，観点別学習状況も解明。

算数授業を生き生きと展開させるために，形成的評価の授業計画から各学年ごとの指導事例など楽しく豊かな展開で授業改善の方法を詳細に示した。

形成的評価による授業改革の方法を数学科単元全体の学習目標の明確化，学習計画表の作成，評価問題の作成，深化補充学習等他自己評価法も解説。

一人ひとりの子どもが自己教育の構えを持ち，自己教育の力を身につけ，自ら進んで学習するような方向に育っていくこと，著者は熱っぽく語る。

形成的評価は子どもの可能性をひらき，成長を援助するためにこそ必要であり，テストも成積づけもこの観点から再吟味すべきだと著者は訴える。

形成的評価を理科授業にどう活用し，マンネリ化した理科授業を活性化し新しく組み立てるか，代表的な単元に挑み具体的な改革案を示した労作。

自己実現，在り方・生き方の教育実践の方向づけを行い，価値観の形成を図るセミナー学習を全教科授業で展開し，その授業化を問題提起する。

現代の授業研究の動向を展望しこれからの方法論の究明を課題として提起。第１部は授業研究の方法論，第２部は新しいカリキュラムの開発を提案。

新学力観のもとでは通知表の改革が不可避のテーマ。その課題に取り組んできた先進小学校の通知表・実物資料を掲載。そのねらい・特色を解説。

新学力観のもとでは通知表の改革が不可避のテーマ。その課題に取り組んできた先進中学校の通知表・実物資料を掲載。そのねらい・特色を解説。

総論編／実践編・言語感覚を磨く(国語科)・自然の持つ不思議さに迫る(理科)・心を揺り動かす(道徳)・ふれあい活動・特別活動など。

新指導要領の目玉ともいえる「言語力」を授業でどうつけていくか。またそれを、さまざまな表現活動の指導とどう結び付けていくか。今、もっとも注目されている問題に正面から取り組んだ実践指南書。各教科の授業の実例をふんだんに取り入れ、示唆するところ大。